ヨガの舞踏王のポーズはサンスクリット語でナタラージャアーサナと呼ばれ、ナタは「踊り子」ラージャは「王」という意味で、踊りの神様でもあるシヴァ神のポーズとも呼ばれることがあります。
バレリーナのように綺麗なポーズなので、ヨガに慣れてきたら少しづつ楽しみながら挑戦してみると良いでしょう。
1.ヨガの舞踏王のポーズの効果
片足立ちになり、バランスを取るのが難しく、強度も高いため、やや難易度の高い舞踏王のポーズですが、バランス感覚を養い、脚、骨盤周りの筋肉を調え、胸を開き背中を柔らかくします。
ある程度のバランス感覚と柔軟性が必要となるので、自宅で練習するときは、壁の近くなど、バランスを崩した時にすぐに腕で身体を支えれるような状況を作り、無理をしないで安全に行いましょう。
2.ヨガの舞踏王のポーズのやり方
舞踏王のポーズはいくつかの種類がありますが、ここでは、比較的実践しやすいポーズをご紹介します。
1.片足を掴んで行う舞踏王のポーズ
1.マットの上に両脚を揃えて立ちます。
2.左足の親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点をしっかりを根付かせます。足裏で床をしっかりととらえます。
3.右膝を後ろ側へ曲げて、右かかとを右お尻の方へ軽く近づけます。
4.右腕を後ろへ回し、右手のひらで、右足の土踏まずのあたりを内側からつかみます。左脚で身体を支え下半身を安定させます。気持ちを落ち着かせます。
5.息を吸います。左手を空へ高く上げます。お腹をみぞおちへ引き上げ、胸を広げます。
6.吐く息で。左腕を下ろしながら肩の高さで前方へ伸ばし、左手のひらを上へ向けて、左の親指と人差し指で輪を作り印を組みます。同時に右脚を引き上げ、身体から足を遠くに離すようにし、右手のひらと右の足の甲を押し合うようにします。
7.ポーズを保ったまま5呼吸します。
8.呼吸が終わったら、吸う息で左手を頭上へ上げながら右手右脚の力を緩め、吐く息で左腕を身体の横へ下ろし、右手、右脚も解放します。反対側も同じように行います。
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2.胸の前で合掌して行う舞踏王のポーズ
1.マットの上に両脚を揃えて立ちます。
2.左足の親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点をしっかりを根付かせます。足裏で床をしっかりととらえます。
3.両手を腰に置いて、右足を床から離し右膝を90度に曲げます。右のかかとを突き出し、右つま先が天井を向くようにします。左の膝も90度に曲げます。
4.吸う息で腰から両手を離し胸の前に持って来て合掌します。同時に背中を反らし、天井を仰ぎ見ます。
5.ポーズを保ったまま5呼吸します。
6.呼吸が終わったら上体をゆっくりと戻し、両手を解放し、右足を床に下ろして、両脚を揃えて立ちます。反対側も同じように行います。
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