キャンプでゆったりくつろげるアイテムとしてハンモックの存在は欠かせません。
今回はハンモックの張り方や楽しみ方について最近はやりの物とあわせてご紹介します。
1.ハンモックの張り方
キャンプで一通り設営が終わったら、ハンモックを設置する場所を考えましょう。
立ち木や支えとなる柱等、負荷をかけても倒れない物を2本探し、そこに設置します。
このとき感覚が3~4m程度の間隔があり、揺らしたときにハンモックが干渉するような木の枝等の障害物がないこと、万が一落下したときに備え、地面が土である事が条件です。
また、どうしても支えが1本しかない場合は片側だけのハンモックスタンドを合わせて持っていくことで設置することができます。
キャンプでハンモックを設置する高さですが、荷重がかかると紐、ネット自体が伸びることを考慮し、おおよそ太もも位を目安にセットするとバランスよく使えるかと思います。
アウトドアでハンモックを立ち木を使って設置する場合は前述の高さに古いタオルや新聞紙等を巻いた上でロープをくくります。
これは樹皮の保護をする目的と、ロープ自体の摩耗を防ぐ役割があります。
2.ハンモックでの注意点
ハンモックを設置、使用する際の注意点をご紹介します。
正しく使えば楽しいハンモックも、誤った使い方をしてしまうと重大な事故につながります。
まず、設置の際の注意として、設置する場所の地面から、石や木の枝等落下したときに危険だと判断できるものはすべて取り除いてから設置しましょう。
ハンモックは慣れるまでは乗ることですら困難な場合があり、常に落下の危険に備えておければ安全に使用できます。
また、設置の際の立ち木や柱の強度をしっかり確認し、使用するロープやカラビナの耐荷重表記にも気を配る必要があります。
またネット部分については1本1本が細く一部が破れるとその周辺の強度が一気に落ちてしまいます。
実際に乗る前に切れかかっているところ、切れてしまっているところがないかを確認することは大切な作業です。
3.もっと身近にハンモックを楽しむ方法
ハンモックでゆったりくつろぐ時間はまさに至福のひとときです。
しかし、立ち木に毎回結び付けて、といった設営作業が手間な上、場所の選択も限られたものとなります。
そこでオススメしたいのが近年注目されている自立式のハンモックスタンドです。
キャンプにはなかなか行けなくても、ハンモックスタンドがあればご自宅でアウトドア気分が楽しめるアイテムでもあります。
アウトドメーカーに限らず様々なメーカーから自立式のハンモックが出されています。
メーカーや商品によって耐荷重やサイズ、本体の重量が異なりますので運搬方法や一度に乗る人数等を考慮した上で、ぜひご希望にぴったりのスタンドを探してみてください。
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