キャンプに行くとなにかと活躍してくれるナイフは一本あるだけで非常に便利です。
今回はナイフの種類と選び方についてご紹介します。
1.ナイフの種類
まずはじめにナイフの種類をご紹介します。
種類を知ることでより自分にあったナイフ探しに役立つと思います。
まず一つ目はシースナイフです。
折りたたみのできないタイプのナイフで鞘にしまって収納します。
使用するまでのアクセスが楽で、片手で取り出し素早く使用することができます。
また他の種類のナイフと比べ、強度があり、メンテナンスが楽というメリットがあります。
しかし折りたたみができないため、携帯性は悪く、サイズによってはかさばるものもあります。
その分刃渡りがあり、多用途に使えますので、本格的に木を削ったりとハードな使い方ができますので少しキャンプに慣れてからの購入がオススメです。
二つ目はフォールディングナイフです。
柄と刃で折りたたみができるナイフで、携帯性に優れます。
管理の行き届いたキャンプ場ではフォールディングナイフで十分と言える程の性能があります。
しかし、折りたたみ部分に汚れがたまりやすく、手入れは大切です。
水濡れや汚れはしっかり落としてから収納しましょう。
また、シースナイフと比べるとどうしても折りたたみ部分の強度が弱い一面もあります。
購入の際はブレードの開閉ロック機能がついているものを選ぶと安心して使用できます。
三つ目はマルチツールナイフです。
初心者のなかにはアウトドアナイフといえばこれを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ツールナイフとは、ナイフだけでなくノコギリや缶切り、コルク抜き等様々なツールがついた折りたたみ式のナイフです。
特にビクトリノックス性のナイフが有名で、キャンプに限らず釣りや自転車wお趣味としている方も便利にお使い頂けます。
フォールディングナイフ同様折りたたみ部分の強度が落ちますが、初心者の方には十分な機能があると思います。
前述の通り多彩なツールがついているのでサブ用のナイフとして一つあると重宝することと思います。
アウトドアナイフは大きく分けてこの三種類があります。
ナイフ選びは何にでも使える便利さを取るのか、目的にあった専門性の対応した使いやすさを取るのかで選ぶことができます。
ナイフをどういった使い方をするのか不明確である初心者の方は、手入れが大変ではありますが、ツールナイフから始めるのが良いかもしれません
2.素材からナイフを選ぶ
またアウトドアナイフを選ぶにあたって刃の素材も重要です。
素材は大きく分けて2種類あり、素材によって特徴が異なります。
まず一つ目はステンレス製です。
ステンレス製の特徴は何と言っても錆びにくいことです。
しかしいくら錆びにくいとはいえ、手入れを全くしないと錆びてしまいますので注意してください。
ステンレス製のナイフは切れ味の持続性も高く、手入れをちゃんと行えば長く愛用することができます。
ただし、同じステンレスでも性能に伴い価格がピンキリなので安価であることにつられて粗悪品に手を出さないよう注意が必要です。
もう一つの素材は鋼です。
鉄に炭素を多めに混ぜ合わせた炭素鋼が使われています。
鋼の特徴は切れ味が良く研ぎやすいことです。
切れ味はいいのですが鈍りやすく、頻繁に研ぎ直す必要があります。
こまめに手入れをし、使う方には向いている素材となります。
もう一つのメリットとしてはステンレスと比べやや安価であることです。
前述の通りステンレスもピンキリなので一概にはいえませんが、安価で研ぎやすいので研ぎの練習をしたい人にもオススメです。
ご自身の使い方にあった素材でぜひ愛用できるナイフを見つけてみてください。
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