直火で炊くごはんはとても美味しいためインドアでもご飯の土鍋炊きが流行っています。
アウトドアのご飯は基本的に直火で炊くので白米が本当に美味しくなります。
1.ご飯を炊くための道具
1.飯盒
キャンプの白米といえば、やはり飯盒です。
キャンプご飯と聞くと、飯盒で炊く白米とカレーをイメージする方も多いのではないでしょうか。
白米を炊く上でオーソドックスな道具がこの飯盒です。
元々は軍人が戦地でも簡単にご飯が炊けるように作られたもので、腰に吊るして運べるように腰の形状に合わせた作り(ソラマメのような形)をしている飯盒が多数あります。
アウトドアには最適です。
また、内側に目盛りがついているので、計量カップなどが不要です。
2.ライスクッカー
ライスクッカーとは直火で炊くことができる炊飯釜です。
飯盒はコンパクトで持ち運びしやすいですが、ライスクッカーは大きい物が多いので、一度にたくさんのお米を炊けます。
大人数でキャンプをするときはライスクッカーがおすすめです。
2.キャンプ場で実践するご飯の炊き方
どちらかと言うと、よく使われる飯盒を使ってご飯の炊き方を紹介します。
1.飯盒にお米を入れて水洗いします
適量のお米とお水を入れて、お米を洗います。
とぎ汁が透明になるまで丁寧に何度も洗ってください。
そして洗い終わったら、汚れた水はすぐに捨てて新しい水を入れます。
汚れた水に浸けた状態で放置するとその水をお米が吸ってしまい、不味く炊きあがります。
2.きれいなお水をお米に吸わせます
洗い終わったお米にお水を入れて30分ほどそのままにします。
きれいなお水をお米に吸わせます。
(1、2の手順は電子炊飯器でご飯を美味しく炊く方法と同じです。)
3.火にかけます
あとは火にかけるだけですが、火力を調整できる場合はまず中火にします。
飯盒がグツグツなってきたら強火にして一気に炊きあげます。
すると中から水分の吹き出しが始まります。
中にある水分がわずかな隙間をぬって外にこぼれ出てきます。
心配になりますが、フタは空けてはいけません。
4.蒸らす
しばらくすると、吹き出しがなくなり、飯盒から聞こえていたグツグツという音が消えます。
こうなるとほとんど完成間近です。
あとは火から外して蒸らしましょう。
ご飯がくっつかないように時折、フタをしたまま飯盒をひっくり返したりして15分ほど待ちます。
15分ほど経ったらちょうどいい感じに炊きあがっていると思います。
電気炊きでは作れない、美味しいおこげができているかもしれません。
3.ご飯の炊き方のまとめ
美味しくご飯を炊くには途中で飯盒を開けず、状態は音で判断しましょう。
最初はなかなかわかりませんが、慣れてくると音でご飯の状態が分かるようになります。
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