昔ながらのキャンプと言えば、かまどです。
かまどはキャンプ場にもともと設置されている場合がほとんどです。
また、法律や条例で直火が難しくなっているので、最近はかまどを自由に作っていいキャンプ場は少なくなりましたが、まだまれに自由に作っていいキャンプ場もあったりはします。
今回はまずかまどの作り方を紹介して、その後かまどの使い方やかまどで作った方が良い料理を紹介します。
1.かまどの作り方
かまどは基本的に石やれんがを使って作ります。
そして囲われた中で火を焚き、料理を作ったり暖まったりします。
かまどはとても簡単に作れます。
それではさっそく順を追ってかまどの作り方を紹介していきましょう。
1.かまどを作る場所を決めます
これがなかなか重要なポイントです。
かまどに適した地面は乾いていて平行なところが良いです。
かまどが出来上がった後はそこで火を焚くため、湿気が強いと火が作れません。
使うことを考えて乾いたところを選びましょう。
さらに地面がガタガタだとしっかりとしたかまどが作れませんので極力平行なところを選ぶようにしましょう。
2.石またはレンガを積んでかまどを作ります
場所が決まったところでかまどを作っていきます。
まずは石やレンガをこの字型に並べます。
できるだけ横から風が入らないようにしっかりと置いていきましょう。
ただし、石で作る場合はどうしても隙間はできてしまいますので、その場合は土を石の間に詰めて隙間を極力なくしてください。
3.真ん中の土を掘ります
薪を安定させるために、薪を置くところの土を少し掘ってください。
そうすることで薪並べが安定します。
以上でかまどの作り方は終了です。
2.かまどの使い方
かまどを早速使ってみましょう。
とはいっても使い方は焚き火などと同じです。
1.火のつけ方
まずはかまどの中に薪をならべて、あとは着火剤を並べた薪の中心に置きます。
後はライターで着火剤に火をつければ終了です。
何ら難しいことはありません。
2.調理の仕方
かまどで料理をする場合に適しているのは煮込み料理です。
ダッチオーブンを使ったローストビーフや牛すじの味噌煮などが最高です。
グリル系も良いのですが、その場合はスキレットを使って調理する方が良いです。
網を引いてその上で直火調理すると食材が黒くなり、味が苦くなります。
3.後片付け
薪は最後まで完全に燃やし切りましょう。
万が一、燃えきらなければ水をかけて消火してください。
そのままにすると火事の危険がありますので、後片付けは入念にやりましょう。
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