フリースタイルスキーにも種類が様々あり、その中でも新しい概念のもとに生まれたスキーがフリーライドスキーです。
エンターテインメント性を兼ね備えたこの競技、その迫力を存分に楽しんでいただければと思います。
1.スノーボードの存在が大きい
フリーライドスキーでも、『魅せる進化』を遂げたのが、ビッグエア・ハーフパイプ・スロープスタイルです。
スキー以外で聞いた事ありませんか?
そう、この競技はスノーボードの競技として有名です。
これらはオリンピックなどの競技としてではなく、X Gamesの賞レースとして進化を遂げてきました。
もちろんワールドカップなどもあるのですが、二者択一だとX Gamesを選ぶ方も多いそうです。
フリーライドスキーの進化は、スノーボードの存在が大きいとも言えます。
スノーボードはアメリカでが起源のスポーツ。
エンターテインメントと連動して魅せ方を追求するスタイルが独自の地位を確立したと言えます
それが≪エクストリーム=過激な≫スポーツとして発展していきました。
2.エンターテインメントスポーツ≪X Games≫
アメリカが発祥のX Gamesは、サマースポーツとウィンタースポーツ合わせて年2回開催しています。
スキーやスノーボードだけでなく、BMXやインラインスケート、サーフィンなども行われます。
スピードを競うもの、技の採点で争うもの、変わり種では既存の建物をスノーボードやBMSで渡り歩き(!)、投票で結果が決まるなんてものもあります。
残念ながら日本では認知度が小さいですが、2014年からTBSで深夜ですが放映してくれるようになりました。
さすがに観戦は難しいところではありますが、公式ホームページで動画を観られますのでぜひご覧になってください。
では、フリーライドスキーの種目をご紹介します。
技の終結!スロープススタイル
スロープスタイルは障害物を置いたコースを下りていく競技ですが、タイムを競うものではありません。
ジャンプ台や『ジブ』と呼ばれる人工物(板やパイプスロープ)を設置して、技や着地を採点します。
技の難易度もさることながら、障害物を落とさずに通過しなければいけないため、先を読みながら滑ることも大切です。
深さ5m!ハーフパイプ
スノーボードの競技でも知られるハーフパイプですが、スキーも同じコースで行われます。
上に飛び上がり、回転したりスキーを握ったりして技の点数を競います。
ハーフパイプは見ているよりも体感スピードが早かったり、方向感覚をつかみにくかったりします。
「まずジャンプする」という恐怖心に打ち勝つのが第一歩ですね。
高さもスケールもハンパねぇ!ビッグエア
ビックエアはその名の通り、大きなジャンプ台から飛び出し、技の難易度を競います。
スキージャンプ程の高さから飛び出しますので、相当の度胸が必要です。
中には後ろ向きにスタートする強者も!
競技としてももちろん、ショーとして連続して何人も飛んで魅せるのもあります。
スキーは自由なスタイルに進化すると同時に、『魅せる』楽しみという要素もおおくなってきました。
ぜひいろんなスタイルを観て楽しみ、ご自身のお好みをみつけてください。
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