スキーは『生涯スポーツ』といわれ、年端もいかない幼児から、80代でもなおプロスキーヤーとして活躍する三浦雄一郎さんほどの年齢の方でも楽しめるものです。
スキーがなぜここまで我々をも魅了してやまない楽しさとは一体なんなのでしょうか?
スキーをもっと楽しみたい、楽しんでもらいたい、そんなお話です。
1.スキーが生涯スポーツと言われる所以
その名の通り、生涯にわたって楽しめるスポーツの一つがスキーです。
もちろん筋力も使いますが、自分の体力や年齢に合わせて、自分のペースでコースを選んで滑ることができます。
卓球やテニスなどと違い、誰かと争わなくてもご自身の探求心で存分に楽しめます。
(もちろん卓球もテニスも生涯スポーツとしては申し分のないジャンルです。)
年齢を重ねればホームグラウンドができます。
毎年行けば顔見知りが知り合いになり、友人になり、毎年のスキー場での交流が出来上がります。
夏はゴルフ・冬はスキーと、一年中顔を合わせている方も中にはいらっしゃるかもしれません。
親子で、あるいは孫と当たり前のように楽しめる、それがスキーです。
孫と遊ぶのは大変だけど、一緒にスキーに行くのは全然苦にならない、そんなじいじ・ばあばスキーヤーはたくさんいらっしゃると思います(親もしかり・・・)。
世代を超えて楽しめるスポーツって、素敵だなって思うんです。
2.スキーの楽しさが生む相乗効果
どんなスポーツでも、「ああしたい、こうなりたい」というのは必ず出てきます。
スキーの場合、長く楽しめるという頭があるので、「次のスキーシーズンのために少しこんな生活改善をしてみようか・・・」と夏場に考えます。
毎年何かしらスキーにつなげて考えます。
年齢を重ねれば弱るところもでてきます。
どうにかその加齢に打ち勝ち、楽しさを維持していきたいと毎年考えます。
結果、健康を維持するような生活に何となくでもなっていくものです。
少しでも足腰を使おうと思ったり、背中が曲がらないようにしゃんと歩こうと努めたり、まだ着れるスキーウェアが来年も着られるように体型を維持しようと食事に気を付けたり、意外とその時々でスキーとからめて考えていたりするものなのです。
また、スキーは向上心をくすぐってくれるので、何かそれぞれに目標や目指すものを持ってモチベーションを維持してくれます。
例えば、次はもっと難しいコースでこんな滑りをしてみようとか、バッジテストを受けてみたいとか、自分なりの楽しさをみつけやすいです。
3.子供にだって良い効果
もちろん大人だけではありません。
子供にだって大切にしたい楽しさがたくさんあります。
スキーがその子の自信につながります。
他のスポーツはてんでダメでも、スキーだけべらぼーに上手だったりすることがあります。
「僕だって、私だって、これだけは絶対に負けない!」というものがあるというのは、子供にはとても大切です。
スキーはそんな存在になってくれることが多いです。
スキーはとにかく楽しむもの。
充実した冬を楽しんでください!
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