登山時に起こる高山病は低酸素症とも言い、人によっては標高1000~1500m位から症状のみられる人もいれば、3000m位から症状が現れる方もいます。

しかし、高山病は余裕をもった登山計画と万全の体調管理である程度防ぐことも可能です。高山病の予防法と対処法についてご紹介します。

1.登山でなりやすい高山病について

高山病とは標高が高くなることにより、気圧や酸素および気温などが低下し、紫外線が増加するなどして発症する高度障害です。どの程度の高度から症状が出るかは、個人の体質も大きく影響するため明確にはできませんが、その日の体調や気象状況にも左右されます。

主な症状としては、頭痛と吐き気が一般的ですが、その他、倦怠感やめまい、動悸、悪寒や食欲不振、睡眠障害などがあります。酷い時は意識を失うこともありますので、注意が必要です。

2.高山病の予防方法

登山で発症する高山病はある程度予防することができます。まずは自分の身体を上手く高度に順応させることです。山行前の体調管理をしっかりすることなどでかなり違ってきます。高山病の予防は、無理のない登山計画で万全の体調で登山に臨むことが大切です。




具体的な予防法としては、酸素補給ができるように、マイペースでゆっくりと登ることがかなり有効性があります。休みの回数を増やしたり、深呼吸をする、水分を十分に補給することも良いです。またアルコール摂取は厳禁ですので注意が必要です。

3.高山病の対処方法

もし登山の際に高山病にかかってしまった際は、高度を500m以上下げるか、もしくは下山することが最も良い特効薬になります。また酸素ボンベを使用することも対処法としては良いです。

また高山病にかかり動けなくなり、近くの山小屋などで寝込んでしまう場合もあるかと思いますが、それは逆効果になってしまいます。眠ってしまうとますます体調が悪化してしまう可能性もあります。

眠ってしまうと、呼吸が浅くなってしまいますます低酸素状態に陥る可能性があります。身体を冷やさないようにして、十分な水分摂取をし深呼吸をするなどたくさん酸素を取り込み静かに休むのが大切です。

眠らないように休息をしても良くならない場合は、登山計画をあきらめ、早めに小まめな休憩をはさみながら下山することが一番良いです。何より無理をしないことが非常に大切となります。

登る山により、登山計画の途中辺りまでバスやロープウェイを利用し、短時間でいきなり高度を上げてしまう状況の際には特に高山病には注意が必要です。




おすすめの記事