登山には、1人で自分のペースで登山を楽しむ形と、グループで登山を楽しむ形とがあります。それぞれの良い点と注意が必要な点とがあります。

今回はグループ登山に焦点をあて、その特徴やルール、注意する点などをご紹介して行きます。

1.グループ登山での歩き方

グループ登山のパーティの人数は、5~6人までが適数です。これ以上人数を増やしてしまうとリーダーの指示がサブリーダーや他のメンバーに伝わりにくかったり、伝わるのに時間がかかりパーティは機敏に動けなくなってしまいます。

リーダーの選出としては、グループの中で一番登山経験がある方が適していると思われます。サブリーダーは、リーダーの次に登山経験が豊富な方が務めるのが良いです。

次に歩く順番としては、サブリーダーが先頭になり、リーダーが最後尾となりグループ全体の行動について責任を負い、歩くペースや進む方向、休憩のタイミング、危険な場所などの情報をサブリーダーに伝達します。

もう一方のサブリーダーの役割としては、登山道の足場状況や地形の状況、滑りやすくない状況や危険な道ではないかなどを状況判断し、背後のグループメンバーに伝達し支援しつつ、歩くことです。




またサブリーダーの後ろには、初心者などの登山経験が浅い方や体力が少ない方、もしくは歩くスピードの遅い方についてもらい、サブリーダーはその方の歩くペースに合わせ歩くことが必要となります。そしてグループ全員がサブリーダーの歩調にあわせます。

山を楽しく安全に歩くには、統率のとれた行動が必要です。登山道では横に並んで歩いたりせず、先頭のサブリーダー、最後尾のリーダーを軸に一列で進むことが必要です。

2.リーダー任せにはしないことが大切

グループ内で登山経験が少ないからと言って、リーダーやサブリーダーに全てを任せてしまうのは良くないです。グループ内で初心者問わず、会計係、食料係、記録係、装備の管理などそれぞれ役割分担をすることが大切です。

役割分担することでグループの一員としてのやりがいも出てきますし、緊張感をある程度持って登山をすることができるため、事故の予防にも繋がります。

3.グループ内の技量に合わせて楽しむ

初めてパーティを組んだグループと、いきなり標高の高い山を登るのは危険があります。
たとえグループの全員が登山経験があるとしても、互いの技量や体力、歩くペースなど把握できていない状況のままでは、事故や遭難、怪我やトラブルに繋がる可能性があります。

まずは低山で日帰りのグループ登山を繰り返してから、徐々に標高の高い山に挑戦して行くことをお勧め致します。




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