体温調節のコツ|大人の登山入門

山では天候が変わりやすく、急に悪天候になることも度々とあります。登山では、そんな際の体温調節をすることが大切となります。悪天候をきっかけに低体温症になることもあるのです。それは夏山であろうと、冬山であろうと低体温症になる可能性はあります。

体温を下げる原因としては、風によって体温が下がる、濡れた衣服を着ていれば体温は奪われる、汗が蒸発する時に熱を奪う、衣服を脱いで裸になれば熱は放出される4つが存在します。

体温を下げないよう体温調節し、低体温症を予防しながらの登山を楽しむ方法として、登山の装備や知識などをご紹介致します。

1.低体温症の症状と怖さ

体温が低下する毎に様々な症状が出てきます。体温36度以下になると、強い疲労感や記憶力の低下、足のもつれなどが徐々に症状として現れてきます。

35度以下になると身体が勝手に震えてきたり、思考能力が低下し立てなくもなってきます。34度以下では、震えさえ起きなくなってきて自力では回復ができなくなってきます。33度以下では、眠気が出てきて意識がもうろうとしてきます。

20度以下になると心肺停止になってしまいます。たかが体温と思うのは大変危険です。低体温症は誰でも起こりえるため、登山での体温調整は非常に重要です。




2.登山での低体温症を防ぐための体温調節方法について

まずは衣服の調整です。大量の汗をかかないように、汗をかかないギリギリの薄着の服装をするのが大切です。とくに冬場は着込みがちであるので、一番下に着るものは、できるだけ通気性が良いものを選ぶのがベストです。

次にその上からきる衣服は、通気性が高く水分を外に逃がし、なおかつ保温性があるものを選ぶのがベストです。このように登山での体温調節では、衣服の調整が重要となります。

また、もし身体の冷えを感じ始めたら、早めにネックウォーマーなどで首を温めたり、ホッカイロをお腹などにあて身体を温めるようにしていくことが大切です。

3.体温調節のコントロールに繋がる体力を温存する工夫

登山では体温調節できるよう、工夫などで体力を温存することも大切です。まず歩き方としては、できるだけ急がずに一定の歩幅で歩くことを意識し体力が消耗しすぎないよう気を付けます。

次に長い休憩を取り過ぎないことも工夫の1つです。疲れてくると長く休憩を取りたくなると思いますが、逆に体温の低下や疲労の蓄積につながりますので、注意が必要です。

30~45分毎に短めな休憩をとり、水分摂取や高カロリーなおやつを食べるなどしエネルギー補給が大切です。




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