40代後半から50代前半で始めるバレエの柔軟性ついて

バレエを始めて気が付く自分の身体の硬さ。ストレッチをしても痛いばかりでいつかこの身体が柔らかくなるのだろうか?と不安になる方もいらっしゃると思います。そこで、「40代後半から50代前半で始めるバレエの柔軟性」について、考えてみたいと思います。

1.加齢と身体の硬さ

私達は当たり前のように、歳をとるから体が硬くなると思っていますが、それはどのぐらい本当なのか疑問に思われたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

と言いますのも、最近では身体の硬い子供達が多いことをご存知の方も多いと思います。

つまり、加齢の影響は全く受けてないような年代でも身体が硬くなっている人が多いということです。

若い世代も含めて身体が硬くなっている原因は様々な要因がありますが、まず言えることは「運動不足」「動かないこと」と言われています。

柔軟性には関節の可動域つまり関節の柔らかさと、筋肉の柔らかさ両方が影響しますが、
どちらも使わないと、つまり運動をしなければ硬くなります。

最近の子供たちは外遊びをしなくなり、大人たちもオフィスワークなどで、歪んだ姿勢のまま何時間も過ごしたり、テレビゲームやスマホ、

買い物は車で行き、荷物をもって歩く距離も減れば、筋肉も間接も大きく動かすことが減り、硬くなってしまうわけです。




2.関節の可動範囲を広げることで怪我の防止につながる

バレエのレッスンをしていると、アンディオールとか、パッセの時に膝を後ろにと注意を受けることががあると思います。

そうするためには殿筋やハムストリングの筋肉を使うのですが、その動きはそのまま股関節の可動範囲を

お尻やハムストリングの筋肉の力で広げていくことに繋がっています。

関節の可動域を広げるために、人の手によって押したり引っ張たりするのは最も危険な行為です。

人間の身体は、最初からバレエで合格点が出るような関節の角度にはなっていません。皆筋力をつけてトレーニングをして可動範囲が広げています。

つまり、私たちがせっかくバレエを習っているならば、柔軟性向上のためにはまずバレエのレッスンを最大限に活用することが一番の近道です。

抑々が、バレエのレッスンは身体の各関節の可動域を広げ、柔軟性をあげる仕組みになっています。

無理はせずに、けれど出し惜しみをせず一回のレッスンでやり切りることが、体調管理に大きく貢献してくれます。

45歳からバレエを始めた友人は1年が経過する頃、身体の柔軟性について変化を実感していました。始めた時は立位前屈で掌が床につかない程身体が硬かったはずでした。まだまだ他の部位は硬いそうですが、それでも小さな積み重ねによって身体は変化するということだと思いますので皆さんも柔軟性UPについて気長に取り組んでみていただきたいと思います。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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