スキーの歴史3≪バブル時代とスキー≫

今でこそスキー場の経営がとか、客足がとか言われていますが、その昔はリフトに乗るのも一苦労、というものすごいスキーブームがありました。

様々な要因が絡み合ったスキーブーム。

あの頃のようにスキーヤーが増えてくれればなぁと思います。

(あまり増えすぎるとリフト待ちしなければいけないのですが・・・。)

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1.スキーブームが加速した札幌オリンピック

スキーブームが最初に到来したのは、来客数が100万人に到達した1961年だと言われています。

1960年代は、まさに『高度成長期』。

進む景気に、ビートルズ、カラーテレビ、鉄腕アトム、プロレス全盛期、一本足打法・・・。

公害問題が出始めたのもこの60年代からです。

スキーに限らず、レジャー産業が急速に発達したのもこの時代、東京オリンピックによるインフラ整備も拍車をかけたのかもしれません。

これまでは競技としてスキーをする人たちがほとんどだったスキー場が、レジャーとして『楽しむ』スキーをするために訪れる人が増えます。

そして1972年の『札幌オリンピック』によって、ウィンタースポーツ全体に注目が集まり、スキー人気に拍車がかかります。

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2.私をスキーに連れてって

一度は耳にしたこともあるこの映画タイトル、1987年に公開されたスキー場を舞台とした恋愛映画です。

時代はバブル景気の真っ只中。

週休二日によるレジャー需要も後押しし、旅行としてスキー場に出向く日本人が爆発的に増えます。

最盛期の1993年には来場者数が1860万人にまで増え、どこのスキー場でもリフトに乗るまで長蛇の列を作るほどでした。

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3.バブル崩壊と費用対効果

そんな爆発的なスキーブームも、バブル崩壊と共に終焉を迎えます。




スキーは冷静に考えるとお金のかかるスポーツです。

道具に加え交通費やチケット代もかかります。

RPGゲームで言えば、武器と防具をレベルアップに伴ってバージョンアップをし、ゴールドもある程度余裕を持って旅に出なければいけないのに不景気でスライムしか出てこない状況です。

当然足は遠のきます。

さらには、スキー場を運営する側にも、不景気の影響がのしかかります。

リフトを動かしたり、ナイター照明をつけたり、多くの人員が必要で人件費がかさんだり、1日オープンするだけでも莫大な費用がかかります。

当然、十分な利益が得られず閉園するスキー場が増えました。

現在でもオープン時間を変えたり、デイチケットとナイターチケットを分けたり、ナイター営業は週末しかやらなかったり、赤字を軽減する様々な策を講じている状況です。

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4.ネット社会とカービング効果

カービングスキーにより、あまり技術を要しなくても簡単なパラレルターンが出来るようになりました。

そのため、新規スキーヤーにはハードルが低くなり、人口の微増につながっていると言われています。

それに加え、インターネットも微増の要因の一つと考えています。

今は無料動画でレクチャー番組が増えたり、このサイトのようにノウハウを教えてくれたりします。

スキーの買い方も変わってきました。

ネット販売で型落ち(旧年発売でセールになった商品)のスキーを安く手に入れられるのは、スキーを趣味で長く続けたいスキーヤーには大変助かります。

子供用のスキーも、量販店では見つけられないサイズをショッピングサイトで探すこともできます。

現在の便利なものを多く利用し、スキーを手軽に楽しんでいただければと思います。




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