バーの持ち方 | 基本のバー・レッスン

クラシックバレエでは、どんなプロフェッショナルなダンサーでも毎日欠かさずに行うのがバーを使ったレッスンです。

ここでは、両手バーの持ち方と片手バーの持ち方について考えて見ましょう。

1.バレエレッスンにおける両手バーの持ち方

両手でバーを持つ場合、まず、バーに向かって正面に立ちます。このとき、バーに近すぎず離れすぎずの距離を保つ事がとても重要です。

バーを持った腕の肘が自然に下げていられる状態を保つようにしましょう。肘はウエストよりも少し前に置くようにします。

立つ位置が前すぎると、胸郭が前に出すぎてしまうし、後ろすぎると腕が伸びきって、肩が前に出てしまいます。

上半身の肩と骨盤で作る四角の形が崩れないところでバーを持ちます。
慣れないうちは鏡をみて確認しましょう。

両手の間は、手の平の長さ (手首から指の先端までの長さ) から肩幅までに留めます。幅が広すぎると、肘が上がってしまうので気をつけます。

バーを持つ手は、バーの形に合わせて自然に置き、手首は下げます。

2.バレエレッスンにおける片手バーの持ち方

片手でバーを持つ場合、バーを持つ手は、体より前の位置に置きます。片方の手をアラセゴンドにするときのバーの手は、アラセゴンドにしている手と対称になるように置きます。




この時、バーを持つ片手が肩よりも後ろになったり、力でしがみついて肩が上がってしまう傾向があるので気をつけます。

バーを持っている方の肩は上がらないようにし、肘も下げます。指は自然な状態でバーを持ち、親指は他の指に沿わせます。バーを握るのではなく、軽く上から押すような感覚です。

手首は、両手バーと同じように下げておきます。

手は単にバーの上に置くのではなく、上半身の支えとなるように押すように使います。これは、バーを押すことで、脇に力が入るので、上半身を保つ補佐になります。

ただ、バーを上から押さえつけるように持つわけではないので、注意が必要です。ルルベのパッセになるときなど、上に立つ時も、押すようにバーを使い、身体を引き上げていきます。

バーは、いわばパドドゥを踊るときのパートナーの手や肩の代わりなのです。パートナーだと思ってバーを持ちましょう。

バーを使ったレッスンは、全てセンターでの動きにつながってきます。バーを押すときの脇の力は、引き上げに利用します。上半身が引上がっていれば、脚が自由に動きます。

バーでの上半身が出来上がっていないと、センターでバランスが取れずにフラフラする原因になります。

バレエでのレッスンの基本であるバーと上手に付き合って、センターでも素敵に踊れるようになりましょう。




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