キャンプ場で宿泊するなら、整備されているロッジもいいけど、自然の良さを享受するならテントがオススメです。
テントの張り方をおさえておけば、初心者でも簡単にテントは張れます。
1.張り方の前に、まずは場所の確保から
テントを張る上で一番大切なことは場所の確保です。
1.風の通り道を避ける
まずは風の通り道を避けることが重要です。
テントはあくまで仮設住居なので、強い風にさらされるとかなり不安定になりますので、
風の通り道は避けましょう。風の通り道とは、茂みと茂みの間に隙間があるような箇所をいいます。
茂みにぶつかった風がその隙間を通ってすさまじい強さの風になります。
こういったところはさけましょう。
2.水はけのよいところを
雨が降ってきた場合でも快適にキャンプが楽しめるよう水はけが良いところにテントを設
置しましょう。砂利は水はけがいいのですが、石がごつごつしすぎると今度はペグが打ち
込めないので、細かい砂利の場所がおすすめです。
3.水辺の近くには設営しない
海キャンプや川キャンプだと水辺のすぐ近くに設営しがちですが、天候が悪化すると水位
は急激に上昇して、命が危なくなるので水辺の近くは避けて、極力、高地にテントを設営しましょう。
2.実践!テントの張り方
場所の確認をしたところで早速テントを張っていきましょう。
当然、お持ちのテントによって設営方法は異なるため、詳しくはそれぞれの取扱説明書を見ながら設営してください。
ここでは基本的な流れを紹介します。
1.テントを広げる
まずは収納袋からテントを取り出し、テントを広げます。
大きさがどれくらいかを確認して、どのくらいの場所が必要かを予測しましょう。
2.ポールを組み立てる
ポールが同封されているはずなので、ポールを組み立てて、テントに差し込みます。
テントの骨組みの役割を担うため、しっかりと組み立ててください。
現時点でよく見るテントの形になっていますが、地面に固定していないので不安定です。
ここまではけっこう簡単にできますが、次が重要で難しいポイント、ペグ打ちです。
3.ペグを打つ
ペグとはテントを地面に固定する部品で、大きなクギのような形をしています。
ハンマーを使ってこのペグを打ち込むのですが、雑に打ち込むとテントが全く固定されず、
少しの風で簡単に飛んでいってしまいますので丁寧に打ち込んでください。
地面に対して45度くらいの角度で打ち込むと強度が強くなるので試してみて下さい。
テントを広げる、ポールを組み立てる、ペグを打つ、この作業はだいたいどのテントでも必要な基本工程です。
基本的な部分をしっかりとおさえてテントを使ったアウトドアを楽しみましょう。
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