ツールームテントの特徴と設営方法 | オートキャンプの基本

ツールームテントは、テントとタープが一体化したテントです。

ドーム型テントとタープをそれぞれ購入すると、設営は2度しなければいけませんが、ツールームテントだと設営が一度で済みますのでとても便利です。

目次

1.ツールーム型テントの特徴

1.広い居住空間の確保

テントで一番スタンダードなドーム型テントは、寝室スペースしかありませんが、ツールームテントは、寝室スペース+リビングで構成されています。

そのためテント内はかなり広々しています。

子どもたちが多少動き回っても問題ありません。

それぐらい広々としています。

ツールームテントは特に天候が悪くなった時に便利です。

急な雨が降ってきたときはタープの下でキャンプをしても良いですが、タープだと横殴りの雨は防ぎきれません。

一方でツールームテントであれば、サイドも布で構成されているため横からの雨にも対応できます。

雨の日にはとても役に立ちます。

また夏場の蚊が多いシーズンでもツールームテントであれば蚊が入ってくるのを防いでくれます。

サイドはメッシュ生地と防水生地の二重構造になっているテントが多く、防水生地の部分はロールアップできるため風通しも良いので、夏の季節は涼しくて蚊も防いでくれます。

2.コスパが良い

テントとタープはキャンプ用品の中でもトップ5に入るぐらいの高額商品ですので、極力コストはおさえたいところです。

もちろんドーム型テントよりはツールームテントの方が高いですが、タープを買うコストを削減できることと、一体型のためタープ+ドーム型テントよりも広く使えることからコスパがとても良いテントだと言えます。

2.ツールームテントを設営するために

ツールームテントの設営前に一度、各部品が揃っているか確認してください。




1.外張り

一番外側にかぶせるシートです。

ドーム型テントと比べてこの外張りがかなり大きいです。

たいていは防水加工されているため雨からテントを守ってくれます。

2.インナーテント

居住スペースを構成する部分です。

商品にもよりますが、ドーム型テントのインナーテントとほぼ同じ大きさです。

3.メインポール

インナーテントに挿入するポールです。

テントの骨組みを作る役目があります。

4.サポートポール

これはドーム型テントには付いていないことが多いです。

ツールームテントの大きな外張りを設営するために使うポールです。

5.ロープ

組み立てたテントセットを固定するために使います。

ドーム型よりもロープを張る箇所は多いです。

6.ペグ

テントセットに設置したロープと地面を繋ぐため、地面に差し込む道具です。

ツールームテントの場合はペグもたくさん打ち込みます。

7.ハンマー

ペグを打ち込むために使います。

3.ツールームテントの設営方法

まずはインナーテントにメインポール、外張りにサポートポールを差しこみます。

差し込み終わったら、インナーテントを立ち上げて、その上に外張りをかけます。

外張りが大きいことでたるみやすくなるため注意してください。

これでテントの大方は完成です。

あとはロープをテントに括り付けて、ピンッとロープを張った状態でペグを打ち込み固定します。

ツールームテントの形状によりますが、ペグはたくさんの箇所に打ち込む必要があると思います。

テント毎に箇所数は違うので、詳細はテントの取扱説明書を参考にしてください。




よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる