趣味で始めたランニングも練習を重ねてくうちに楽しくなって、マラソンを走りたいと思うまでになった。
次の大会まで練習量も増やして、ちゃんとフルマラソンを完走できる身体を作っていきたい。
しかし、最近ふくらはぎが張って、少し痛みがある。
そんな際のふくらはぎの痛みの原因と解消法を紹介します。
1.ふくらはぎの痛みの原因と解消法
ふくらはぎの痛みについて知るために、ふくらはぎの機能について勉強しましょう。
ふくらはぎの筋肉は、腓腹筋、ヒラメ筋から成り立っていて、まとめて下腿三頭筋と呼ばれています。
これらは、足首で蹴る動きを主な機能としています。
走る際に、ふくらはぎの筋肉が痛む原因としては、①筋肉の柔軟性が低下している、②フォームがアンバランス、③着地の仕方が悪いことなどが挙げられます。
①ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下して硬い場合は、ランニング前にふくらはぎやアキレス腱、足首をしっかりほぐしてから走るようにしましょう。
練習後のストレッチも忘れずに行うようにすることで、怪我を防ぐことができます。
②走フォームに左右差があると、アンバランスに体重が乗るので、特定の部位に負担がかかります。
解消法としては、普段の姿勢を気をつけます。
まずは立ち姿勢から、足の幅は肩幅より少し狭く、両肩・両腰・両膝それぞれのラインが地面に対して平行になっているか確認してみて下さい。
利き腕があるように、必ず左右差は存在しますが、これが筋肉にストレスを加えて、柔軟性を低下させる原因となるので、日頃のケアを徹底しておくことで、怪我を予防できます。
③着地の仕方が悪く、重心が左右どちらか一方に偏っているとふくらはぎを痛める原因になります。
着地の際に、つま先または足の付け根で着地が強調され過ぎて、カカトが浮きすぎる場合があります。
カカトが高く浮くようになると、ふくらはぎかまかなり張り、痛みを伴うようになります。
指先から着地をするのは、忍者が忍び込むとき、足音をさせないというような、ゆっくり歩くときは役に立ちますが、走るのには向いていないと言わざるえません。
ふくらはぎを痛めないようにする着地法としては、フォアフット着地がオススメできます。
先ほど書いたように、足指の付け根で着地しますが、カカトが高く浮くとカカトを痛めます。
カカトは、地面に着くか着かないかのギリギリにすると、ふくらはぎの痛みを緩和することができます。
いかがでしたでしょうか?
しっかりフォームや着地法をしっかりすることで、ふくらはぎの痛みを解消することができるので、しっかり身体のことを学びながら取り組んでいってください。
コメント