現代人は、運動不足や食べ過ぎで体重が増えて困っている方も多く、ダイエットの運動として一番ポピュラーなのは、有酸素運動です。
その中で、注目されているのがスローランニングです。
今回、ダイエット効果抜群のスローランニングの走り方について紹介します。
1.ダイエット効果抜群のスローランニングの走り方
スローランニングとは、その名の通り、ゆっくり最初は歩くよりも遅いスピードで走るので、ランニング法です。
スローランニングは、かなりゆっくりでも走るので、歩くよりも 多くの筋肉を使います。
足を上げる筋肉で太ももの前にある腸腰筋、大腿四頭筋。
地面を蹴るための筋肉である大臀筋やもも裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉がしっかり使われるので代謝も活発になり、筋力も向上し痩せやすい身体になります。
同じスピードでもスローランニングなら歩くよりも2倍近くエネルギーを消費することができます。
適切な有酸素運動の強度は、楽すぎずきつすぎずが脂肪が効率よう燃えてダイエット効果が高まります。
1.走り方のポイント
スローランニングを身につける上で大事なことは、走り方や正しいフォームを身につけることです。
ポイントとしては、①姿勢、②フォアフット着地の2つです。
①始めに、立ち姿勢からしっかり整えましょう。
足は肩幅より少し狭いくらいに広げ、つま先・膝を真っすぐ向けます。
少しお腹の下に意識をおくと、姿勢が整い代謝が上がります。
②着地の仕方は、フォアフット着地で行います。
フォアフット着地は、足指の付け根で行います。
フォアフット着地を身につけるために、まずその場で歩いてみたり、その場で軽くジャンプをしてみます。
その場で足踏み、ジャンプすると必ずフォアフット着地になっています。
フォアフット着地の良い点は、体重が重くても、少し腰痛や膝痛があっても無理なくできる点です。
フォアフット着地では少しカカトが浮きますが、浮きすぎるとふくらはぎが痛くなるので、カカトが地面に着くか着かないかくらいで行うと楽に行えます。
初めてフォアフット着地に取り組む方は、歩幅を狭く、半歩ずつくらいの歩幅で行うようにしましょう。
走るときの姿勢は、背すじを真っ直ぐに保ち、猫背や反り腰には気をつけると、フォアフット着地しやすくなります。
これらのポイントを押さえて練習を積むと、きつい練習をしなくても、心肺機能や筋力が向上し速く走ることができるようになります。
走る際、スピードを上げるごとにきつくなり乳酸が溜まります。
乳酸の材料は糖なので、スピードが速くなればなるほど糖の利用が促進されます。
脂肪はスローランニングのペースで最大限使われるように働き、糖の利用は節約されます。
それがスローランニングなら、エネルギーの効率がとてもいいので長い時間走ることに適しています。
フルマラソンやダイエットにも最適で、子供からお年寄りまで気軽に取り組めるのが、大きな特徴です。
最後に、ダイエットとして最大限に脂肪を燃焼していくなら、食事にも気を付けていくと効果が倍増します。
運動したからといって、その分食べてしまうと全く体重が落ちないといったことが起こります。
いかがでしたか、スローランニングは、適切な方法でやれば気持ちよく走ることができて痩せることができます。
あとは、継続して行い、少しの食事の意識を持てば理想の身体に近づけるはずです。
コメント