楽譜の基礎知識 | サックスの演奏方法

「こんな曲が吹いてみたい!」と思った時に避けて通れないのが楽譜です。

いざ楽譜を買ってみたけれど楽譜が読めないという方もいらっしゃるかもしれませんが、幼稚園や小学生でも読めるので、難しいものではありません。

色々な曲にチャレンジできるよう、楽譜の見方を初心者の方にもわかるように説明したいと思います。

1.ト音記号

楽譜はほとんどのものが線が5本ひかれたものの上に音符が並んでいます。その一番左側にくねくねした記号が書かれていると思いますが、これが「ト音記号」です。

ト音記号は「G-clef(ジークレフ)」といい、Gの音から始まっている記号でアルファベットのGを崩したデザインとなっています。
※Gという音が日本音階では「ト」の音なので、日本ではト音記号と呼ばれています。

サックスの音域はほとんどがト音記号で表すことができるため、楽譜はト音記号表記になっています。
※本来であればピアノなどで使用するヘ音記号もありますが、ここでは割愛します。

2.音の長さと休符

音楽は時間の芸術ですので、鳴っている音には長さの制約が必要となります。
曲を演奏するにあたって、作曲者(もしくは編曲者)が「こんな長さで吹いてください」と指示しているものが「楽譜」ですので、指定されている音の長さや休符(音を出さない時間)について学びましょう。

上図のとおり、音符に棒や旗がついていくごとに音の長さが短くなります。
「全音符」の長さを1として考え
4つに分けたうちの1つの長さを「四分音符」、
さらに半分(8つ)に分けた音符の長さを「八分音符」、
さらにその半分(16個)に分けた音符の長さを「十六分音符」と言います。
※さらに細かく分けた32分音符や64分音符もありますが、ここでは割愛します。

休符は音符と同様にその長さ分だけ「お休み」します。この音の長さを組み合わせて「リズム」ができていきます。

3.拍子を確認する

「拍子」というのは、5線を縦に区切っている「小節線」の中に「何音符が何個入っているか」というルールを示したものです。




読み方は「分母」ぶんの「分子」となり、分母を音符の長さ、分子がその音符の数を表しています。

4    ←何個入っているか

4    ←何音符が

例えば「4/4」と書いていれば「四分音符が1小節の中に4つ入る」ということになりますし、「6/8」と書いていれば「八分音符が1小節の中に6つ入る」ということを表しています。

4.音の高さを表している

下図のように、5線のどこに音符が書いてあるかによって、ドレミの音の高さの違いを表しています。

音の高さは「線の上」「線の間」を交互に配置されていますので、ド(線の上)から順番に「間、線、間・・・」と進んでいくにつれて「レ、ミ、ファ・・・」と上がっていきますので、楽譜初心者で慣れないうちは順番に数えてドレミの階名を書いておきましょう。

5.半音を表す記号

音楽がドレミだけで表現されるわけではありませんので、半音上げたり下げたり、もどしたりという臨時記号が存在します。

1.シャープ

「♯」はシャープと読み、この記号がついている左側の音を半音上げて演奏します。

2.フラット

「♭」はフラットと読み、この記号がついている左側の音を半音下げて演奏します。

3.ナチュラル

「♮」はナチュラルと読み、シャープやフラットがついて半音上がったり下がったりしていた音を元の高さに戻して演奏します。

6反復記号

反復記号とは楽譜の進む順番を表している線のことです。
下図のように様々な反復記号があります。

よく出てくる反復記号は次の5つです。
・リピート
最初のリピート記号と次のリピート記号の間をもう一度演奏する
・1括弧、2括弧
1回めは1括弧の中を演奏してリピートし、2回目に差し掛かったときは1括弧に入らず2括弧を演奏する
・ダ・カーポ(D.C.)
この記号まで演奏したら曲の最初に戻る
・ダルセーニョ(D.S.)
この記号まで演奏したらセーニョマークまで戻る
・トゥ・コーダ
この記号まで演奏したらコーダマークまで移動してコーダマークから演奏する




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