ペンタトニックスケールについて | サックスの演奏方法

ここまでメジャースケール、マイナースケールについて説明してきました。
今回は初心者の方には少し敷居が高いかも知れませんが、ジャズやポップスを演奏する際にはぜひ知っておいて頂きたいペンタトニックスケールというスケールをご紹介したいと思います。

1.ペンタトニックスケールとは

簡単に言うと「5音音階」のことです。

メジャースケールやマイナースケールでは「ドレミファソラシ」の7音が繰り返される形になっていますが、ペンタトニックスケールでは音を5つしか使用しません。

7音音階の際に音と音の間が「半音」の関係になっていた音(4番目のファ、7番目のシ)を省いた
「ドレミソラ」の5つを使います。

ド    レ    ミ      ソ     ラ
全音  全音  全音+半音 全音

実際に音を出してみるとわかるかもしれませんが、沖縄民謡や中国音楽のような雰囲気がします。

日本も昔は「ヨナ(四七)抜き」という五音音階を使用していましたし、民族音楽にはよく馴染みのある音階です。




また、マイナーペンタトニックスケールというものもあり、こちらは「ラドレミソ」とラから始まる形になります。
※C(ド)メジャーとA(ラ)マイナーは調号が同じですので、セットで覚えておくほうがわかりやすいです。

2.サックスのペンタトニックスケール

ジャズやポップスを演奏する際、いつか出会うことになる「アドリブ(ad libitumアド・リビトゥム)=自由に演奏する」の際に、このペンタトニックスケールがとても役に立ちます。

コード進行に対して下手に半音を使ってしまうと音がぶつかってしまい、なんだかおかしく聴こえてしまいますが、ペンタトニックスケールを使用することでおかしく聴こえないどころか、ブルースっぽくなりかっこいいフレーズに聴こえます。

また、「ドレミソラ」と上行形で書いていますが、「ラソミレド」と上から下行してくる形でも練習しておくと、アルペジオ(分散和音)の練習になりますのでさらに使い勝手がよくなります。

その曲の調、コードのペンタトニックスケールを使いこなせるようになればどんなアドリブでも怖くなくなると思いますので、これもできる限り全部の調(コード)で練習しておきましょう。




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