気を付けたいスキーの姿勢≪後傾≫|スキーの滑り方

どんなスポーツでもそうですが、『姿勢』というのはとても大切です。

逆を言えば、アスリートはみなさん姿勢がいいんですね。

体幹がしっかりして、そのスポーツに必要な基本姿勢を維持できる筋肉を擁しています。

トップアスリートでなくとも、正しい姿勢を身に着けるというのは基本です。

ですので、「これは良くないぞ」というのもしっかり覚えて、そこに陥らないようにしていきましょう。

目次

1.『後傾』はなぜ起こるのか

初心者にありがちな間違った姿勢は、お尻を後ろに引いた『後傾』です。

これはどうしてかというと、腰を落とすことに意識が行き過ぎて膝がうまく使えていないことが原因です。

しかし子供の後傾を直すのと、大人の後傾を直すのとでは、ずいぶん伝え方が変わってきます。

1.大人の方が説明しやすい

スキーは力学の世界ですので、大人に説明する方が格段と教え易いものです。

なぜなら、言葉で説明したことを理解してくれるからです。

他の項でも再三、スキーは足の裏からまっすぐ力を加えるというのをお話ししてきました。

ですので、膝から足首までの形がまっすぐ力を伝えるラインを作ることが大切なのです。




ですが、お尻が後ろに行って、必要な膝と足首の曲げ伸ばしが出来ていないと後傾になってしまい、結果足を持っていかれるようにスキーが先に滑っていってしまうことになります。

その他、最近はかかとに乗ることに意識を置きすぎて、腰を引きすぎる体勢になることもあります。

基本姿勢をしっかり保ち練習をすることが大切です。

2.子供は体で覚えてもらう

こんな説明が子供には到底伝わりません。

特に子供の場合、スピードが楽しくても怖くても、そこに全神経が集中し姿勢どころではありません。

平地の時点で、基本姿勢をしっかり練習させて体で覚えてもらったほうが早いです。

子供に一言「ちょっとしゃがんで」と言っても、本当にしゃがんでしまいます。

人に物事を伝えるというのは大変難しいことだと考えさせられますね。

回数と年齢を重ねれば上達していくのですが、最初は基本姿勢を形で伝え、プルークファーレンで反復練習をしていきましょう。

2.『片足しゃがみ』をやってみよう

自宅などで、裸足の状態で片足ずつ少ししゃがんでみましょう。

足裏全体で地面をとらえないとうまくいきません。

上達してきたら背筋を伸ばし、正しい姿勢を維持できるようにしましょう。

最初は10秒、次は20秒、30秒・・・。

正しい姿勢は腰痛予防やプロポーション維持にも大変役立つのでぜひ行ってみてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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