スキーは冬のスポーツですが、夏でも運動を怠ると次のシーズン、「体力がガクッっと落ちて・・・」なんてことも。
そうなると練習も億劫になってしまいます。
健康維持もかねて、定期的に体を動かすことを心がけましょう。
1.大切なのはいつも体を動かしておくこと
もちろんスキーの上達には夏も専門的なトレーニングを行うことは理想的ですが、一般的なエクササイズを行うだけでも全然違います。
スキーは自分が思っているよりもずっと筋肉を使っています。
ですので、シーズンインの時に「太ももやふくらはぎがパンパンで・・・」というのはよくある話です。
できることから始めてみましょう。
1.足を使い続けよう!ロードワーク
『お金をかけない、手軽にできる、誰でもできる』こんな三拍子揃っているちょうど良いものはロードワークです。
ロードワークといっても、ボクサーみたいにストイックにやらなくても大丈夫です。
ウォーキングから始めてもとてもいいトレーニングになりますよ。
ウォーキングのコツは、『負荷をかけるように意識する』ことです。
背筋を伸ばし歩幅を広くするのですが、腰のあたりから伸ばすように、足は3㎝遠くに着くイメージで行ないましょう。
体力のある方、ついてきた方はランニングも加えてみましょう。
同じスピードでも『走る』となるとずいぶん体力を消耗します。
ダイエットを兼ねるのであれば20分以上が望ましいです。
ロードワーク用のスマホアプリなどありますので、そちらも併用するとモチベーションが維持されます。
練習というよりも体力づくりになりますが、筋力があると無いとではシーズン中の上達具合も変わってきます。
急斜面になればなるほど筋肉を使いますので、せっかく練習したものを大切にしましょうね。
2.インナーマッスルを鍛えよう!体幹トレーニング
下半身に気が行きがちのすきーですが、上半身を含めた体の軸がスキーにしても他のスポーツにしても大切です。
自宅でもすぐできるトレーニングで代表的なものをご紹介します。
まず、腕立て伏せのようにうつぶせになり、つま先を立てます。
肘を体に平行につき、体をまっすぐにして浮かせます。
お尻が出ないように気を付けましょう。
この体勢で10秒×3セット、結構キツいですよ。
出来るようになったら30秒まで時間を延ばしてみましょう。
ヘルニア罹患者の方は腰の様子と相談しながら、決して無理をなさらずに行なってください。
2.バランスボールを使ったトレーニング
バランスボールは、スキーの上達に欠かせない『体幹』を鍛えるのにもってこいの道具です。
ご自宅にスペースがある方はぜひ取り入れてみてください。
バランスボールは、実は座るだけでも十分トレーニングになります。
テレビを観るときなど積極的に使ってみましょう。
あと、代表的なトレーニング方法として、【ボールにうつぶせに乗り、右手と左足を延ばす、10秒で逆の手足に交代して繰り返す】やり方があります。
こちらもチャレンジしてみてください。
3.屋内スキー場に行ってみよう
日本にはいくつか屋内スキー場という、1年中スキーができる施設があります。
お近くに行ける所があれば、レジャー感覚で覗いてみてはいかがでしょうか。
室温維持のため、閉じられた空間の中にナイターのような証明がついています。
普段とは少し違う不思議な感覚ですので、機会があればぜひ利用してみてください。
普段の生活で、体の痛い所や不調はありませんか?
そんなお悩みも日々のちょっとした運動で治ってしまうことも。
これで冬にスキーが上達するきっかけになれば一石二鳥ですね!
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