30代前半から始めるバレエのトウシューズについて

今は大人から始めたバレエでもほとんどのお教室でトウシューズが履けます。そこで、「30代前半から始めるバレエのトウシューズ」について、考えてみたいと思います。

1.憧れのトウシューズだけど危険もいっぱい

バレエを始めれば、誰でもいつか履いてみたいと思うのがトウシューズ。今は大人バレエの教室の殆どでトウシューズを履かせてもらうことができます。

履くタイミングについてはお教室によって異なりますが、始めてすぐの人にも履きたい方は履かれていいですよ、と言われた場合は注意が必要です。

子供達はトウシューズを履くのが大体10歳頃からですが、3歳から始めたとしても7年のキャリアがあります。

いくら骨の出来上がっている大人とは言え、一年も満たずにトウシューズを履くのは大変危険なことなのです。

最低でも2年から3年はバレエシューズでトレーニングを重ねてから履いて頂きたいと思います。

実は3年でも少ないぐらいで、4年~5年はバレエシューズで時間をかけたいところですが、
先生も大人バレエの皆さんの気持ちを汲んでくださっているので、

まだ早い状態でも、許可をくださるケースが殆どです。

トウシューズを履くか履かないかも全て生徒さんに委ねているお教室の場合は、バレエシューズでしっかり基礎を作ってからで十分であることをお伝えしておきたいと思います。

2.外反母趾やO脚ならば治療も視野に入れてみる

外反母趾やO脚は日本人にとても多いですが、トウシューズとなるとこれがとても厄介なのです。

外反母趾の方はトウシューズ以前に、バレエシューズのレッスンでも足親指辺りに痛みがある方が多いのではないかと思います。

バレエではよく、「足の親指を踏んで」と言われることがあると思いますが、実はこれをするには、親指が外反していると踏んでいるつもりでもなかなか踏めていないのです。




それがトウシューズになると更に痛みも増し、トウシューズの中で足先をコントロールするのが困難になります。

バレエは、股関節から指先までの関節のアライメント(配列)がとても重要で、これがゆがんでいると、ケガもするし、

思うようにトウシューズで、いや、バレエシューズでも動けないといっても過言ではありません。

そこで、もし外反母趾やO脚で悩まれている方は、整骨院などでこの機会に治療を始められることもお薦めます。

外反母趾は軽度であればテーピングでゆっくり時間をかけて改善することができます。

外反母趾やO脚を改善することは、バレエだけでなく健康面でも変化が期待できますので、あまりにも痛みがある時は検討してみて頂きたいと思います。

3.無理だと思った時は自分のペースで

トウシューズのレッスンを始めて予想以上に難しかったり怖いと感じた時は、勇気をもって見学したり、バレエシューズに履き替えて頂きたいと思います。

バーに捕まってのレッスンなら出来ても、バーから離れてセンターでのトウシューズが無理だと思ったら、引き続きバーに捕まらせてもらえるよう許可を得ることも大切です。

トウシューズは難しいものです。恐怖心がある状態でバーから離れても悪い癖がついたり怪我をすることもあります。

慌てず、無理をせず、自分のペースでレッスンを続けて頂きたいと思います。

憧れのトウシューズなのに、履いてみたら「こんなつもりじゃなかった」と思うことが正直あります。でも、やはり履いてみると、これを履きこなしたいという気持ちにもなりますよね。安全に慌てずに履いていけば、上達していくので諦めずに挑戦し続けて欲しいと思います。




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