バレエのレッスン中に軽く足を痛めたりした経験はありませんか?年齢的に回復が遅くなってくる頃でもありますので、十分注意したいものです。そこで、「30代前半から始めるバレエの怪我」について、考えてみたいと思います。
1.年齢やストレス生活習慣により回復が遅くなる世代
30代は職場でも家庭でも多忙の極みの世代なので、ケガや病気の回復にそれでなくても時間がかかります。
レッスン中に起こる怪我も軽ければいいですが、大人の初心者バレエでも肉離れや、ひどい捻挫、中には、アキレス腱を切ってしまったりする方もいらっしゃる程、大怪我をしてしまうことがあります。
加えて年齢的な衰えも徐々に始まっているので、色々な面から日頃の健康管理、レッスン後のアフターフォローは大切ですので、
ご自身の健康状態、その日のコンディションと相談しながら、無理をして怪我をしてしまわないようにレッスンを続けていただきたいと思います。
2.疲れを溜めないように毎日の生活に気を付ける
週に一度か二度しかないバレエレッスンで怪我をしてしまった場合、その原因はバレエレッスンそのものよりも日々の生活の影響が大きいと考えられます。
30代前半と言えば、お仕事も責任ある立場であったり、ご家庭でもお忙しくされていてなかなか自分のケアをしてあげることが難しい年頃かもしれません、
そんな中、大切にして頂きたいのが睡眠時間です。
日々の疲労回復のためには、睡眠時間が必要不可欠なことは皆さんもご存知だと思います。
睡眠不足は集中力を欠くだけでなく、高血圧や肥満症、免疫力低下などあらゆる生活習慣病を引き起こす要因でもありますし、
バレエによって生じた筋肉疲労、つまり筋肉の損傷は眠らないことには回復できないため、疲労回復が出来ませんから、
疲労が蓄積した身体でのレッスンは怪我をしても当然と言えます。
日頃睡眠不足がちな生活を送られている方でも、レッスンの日はなるべく早く眠れるように生活を見直してみて頂きたいと思います。
睡眠は美容にも効果てきめんであることも付け加えておきます。
3.夏でも身体を温めることを忘れずに
大人バレエのクラスでも、少し暖かくなると一切ウォーマーを使わないでレッスンを受けている姿を目にします。
しかし、冷えた身体で運動を始めることこそ怪我を招く大きな要因です。
よっぽど暑い真夏にエアコンも使っていないスタジオならば別ですが、そうでなければ
せめて身体が温まり汗ばむぐらいまでは、レッグウォーマーの使用をお薦めます。
身体が温まって一度外したウォーマーも、後で冷えを感じた時や、脚に違和感や痛みを感じた時は、直ぐにもう一度付けて欲しいと思います。
バレエレッスンでの怪我の多くが脚で起きています。特にふくらはぎや足首などは怪我をしやすい部位ですので、ご注意いただきたいと思います。
今ではバレエ用でも夏用の薄手のレッグウォーマーがありますし、ヨガウェアなどでも夏に使えそうなウォーマーが沢山出ていますので、興味のある方は是非チェックされてみてくださいね。
コメント