フィギュアスケートを観戦するにあたって、応援したい選手などがいれば花束やプレゼントなどを渡したいと考えることもあるでしょう。しかし、過去には花束などの投げ入れによって試合の進行に乱れや遅れが生じたこともありました。マナーを守って気持ち良く応援しましょう。
1.演技後の花束について
フィギュアスケートファンであれば花束やプレゼントを投げ入れることもあるでしょう。しかし、その際に十分注意したいことがあります。まず花束ですがきちんとラッピングされたものでなければ投げ込みはできません。
きちんととはどういうことなのか、つまり花びらであったり花粉であったり、中の物が氷上に飛び散ってしまわないようにするということです。
会場で売っている花束であればもちろんその辺はしっかりしていますので安心して投げ入れることができます。しかしそれ以外で購入した普通の花束の場合、上の部分が空いていることも多いでしょう。そのようなものはそのままリンクに投げ入れることはできません。
次の滑走者の演技の妨げとなります。取り除く時間と作業が必要になってきますので、十分注意しましょう。また投げてはいけない物は、氷を傷つけるような硬い物、包んでいない花、大きすぎるぬいぐるみや花束、食品などです。
2.投げ入れる場所は
また スタンドから投げ入れる時には、必ずリンクに届くように投げる注意が必要です。ジャッジ席の後ろからはやめましょう。 アリーナ席後ろのスタンドからもスケートリンクの氷上に落下すれば良いのですが、届かなかった場合はアリーナ席の人の頭にあたることもあります。怪我をさせることがないように十分注意しましょう。
もちろん 選手本人に当たってしまったり足元に投げて転倒させないように、こちらも十分注意する必要があります。
無理な投げ入れはやめましょう。会場によっては選手へのプレゼントボックスを設置している所があります。そちらの方に預けておくのがよいでしょう。
花束やプレゼントを応援している選手にあげたい、渡したいと思うのは自然な気持ちです。受け取る選手も嬉しいと思います。しかし実際のところ、一つ二つの花束であれば家に持ち帰るなどして飾ることもできますが、山のような花束やプレゼントではどうでしょうか 。やはりもらった側としてはうれしい反面、困るのではないでしょうか。
地方に送るとかそのまま置いて帰ってしまうことなどもあるようです。 選手の気持ちを最優先して何が良いかをしっかり考えるべきでしょう。
投げ入れられた花束を拾いに行く子供スケーター達は、フラワーガール・フラワーボーイと呼ばれ、近隣のリンクで習っている子供達です。選手より身長が低い140㎝以下の子たちが選ばれているようです。
全ての選手に暖かい応援を しましょう。もちろん素晴らしい演技には大きな拍手を送るのがよいでしょう。
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