今回は、ロングアイアンとミドルアイアンのスイングのやり方について見ていきますが、現代のゴルフにおいて難しいロングアイアンやミドルアイアンをクラブのセッティングに入れない方も増えてきていますが、使用するメリットももちろんありますので見ていきましょう。
1.ロングアイアン・ミドルアイアンについて
最近のゴルフでは、先ほどもお伝えした通り14本入れれるクラブセッティングからロングアイアンと呼ばれる5番より長いアイアンとミドルアイアンと呼ばれる8番から6番までのアイアンを入れない方が増えてきています。
その理由は、やはりロングアイアンとミドルアイアンが難しいからです。
そして、それに代わる前回お伝えしたユーティリティと呼ばれるクラブの登場と進化が挙げられます。
ユーティリティを使えば簡単にボールを上げられ、そして飛距離を出せるのでみなさんそちらを選んでしまいます。
しかし、ロングアイアンやミドルアイアンにも使用するメリットがないわけではないので、そのあたりを見ていきたいと思います。
1.ロングアイアンとミドルアイアンのスイングの特徴
最近のゴルフにおいて、ロングアイアンやミドルアイアンがあまり使われなくなってきてしまったのは先ほどお伝えしましたが、ロングアイアンやミドルアイアンを使用するメリットももちろんあります。
ロングアイアンやミドルアイアンは、クラブの長さが長くコントロールするのが難しいというのとヘッドスピードがないとボールが上がりにくいということで難しいクラブになりますが、ユーティリティなどのクラブよりも打ちこなせれば力のあるボールを打つことができるので、より多くスピンをかけることができますし、風の強い日などはあまり風に影響されないボールを打つことができます。
ゴルフがターゲットのカップを狙うスポーツである以上、ボールを自在に操ることは非常に重要なのでロングアイアンやミドルアイアンを打ちこなせればボールを操りやすくなるので是非ロングアイアンやミドルアイアンを打ちこなせるようになってください。
では、実際のスイングの特徴を見ていきたいと思います。
ロングアイアンとミドルアイアンのスイングで一番重要なことは、トップオブスイングからインパクトにかけてダウンブローでクラブヘッドをボールに当てるということです。
ダウンブローでクラブヘッドをボールに当てることでボールにより多くのスピンがかかり、そのスピンの浮力でボールを上げてくれます。
では、ダウンブローとはどのようなスイングなのでしょうか。
ボールを打つときにボールの前に構えますが、ウッド系と違いアイアンのクラブを構えるときアイアンのヘッドのソールと呼ばれるアイアンの底面を地面にしっかり着けるように置くとクラブの角度は自然になるのがわかると思います。
クラブヘッドがグリップより後ろにある形がいわゆる“ハンドファースト”と呼ばれる形になります。
そして、ダウンブローとはこのハンドファーストの形を崩さないように打つことで自然にダウンブローのインパクトでボールを打つことができるのです。
ただ、腕の力で無理矢理にこのハンドファーストの形を作ろうとすると、どうしてもスイングのリズムが崩れてしまうので、ゴルフではリズムが大切であるとお伝えした通りスイングの一連の動きの中で自然にハンドファーストのインパクトができるように繰り返し練習してください。
1.ロングアイアンとミドルアイアンを打ちこなすポイント
ロングアイアンとミドルアイアンのスイングの特徴についてはお伝えしましたが、実際に打ちこなすポイントとしては、インパクトまで右手の角度を変えないということです。
右手の角度を変えないことで先ほどお伝えしたハンドファーストのインパクトもしやすくなりますのでその点を一番注意して頂いて練習してみてください。
ゴルフにおいて、ロングアイアンやミドルアイアンを打ちこなせれば次回からお伝えするその他のアイアンも簡単に打ちこなせるようになりますので是非アイアン上手のゴルファーを目指して頑張ってください。
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