サックスを始めるのに必要な道具|サックスを始める準備

サックスを演奏する時には、どのような道具が必要になるのでしょうか。

ここでは、初心者のうちから「絶対に必要なもの」と、「あれば便利なもの」に分けてご紹介しようと思います。

目次

1.絶対に必要な道具

サックスを演奏する際になくてはならないアイテムは
・楽器本体
・・・金属製の部分。ここではネック(首にあたる部分)と本体(ベルのついている部分)を総称します。
・マウスピース
・・・口に加える部分。黒い木製のものや、金属製のメタルもあります。
・リガチュア(リガチャー)
・・・リードとマウスピースを固定する金具。主に金属製のものが多いですが、皮などもあります。
・リード
・・・発音部分となる葦の一種。最近ではプラスチック製のものもあります。
・ストラップ
・・・楽器を首からさげるための紐。首のみタイプが多いですが、体全体で支えるタイプのものもあります。

・楽器ケース
・・・楽器を入れて保存するケース。箱型のものから背負えるソフトケースのようなものもあります。
・クリーニングスワブ
・・・楽器の中についた水滴をとるための掃除布。管が細い所にも入るよう設計されていますので対応楽器のものを使用してください。

この7点です。1つでも欠ければ演奏することが難しくなりますし、逆に5点揃っていれば演奏に支障はありません。

それぞれ色々な種類が販売されていますが、最終的には好みで選ぶことになります。

また、リードをはじめ楽器本体以外のアイテムは消耗品ですので、使用しているうちにいつか不具合が出ます。

最初は壊れてしまったり、好みの音を追求したくなった際に買い換えるくらいのつもりでよいでしょう。

2.あると便利なアイテム

便利なアイテムはあげだしたらキリがありませんが、練習時にあればよいと思われるものをリストアップしてみます。

ご予算と必要に応じて購入を検討してみてください。




楽器のメンテナンスにほしいアイテム

●コルクグリス
・・・マウスピースを入れるところについているコルクに塗って乾燥を防ぐためのもので、セットでついていることが多いです。
●スライドグリス
・・・ネックと本体部分の接続部に塗る潤滑油のようなものです。セットでついていることが多いです。
●キーオイル
・・・キーと呼ばれる穴を塞ぐ丸い部分の潤滑油です。使用する部分がわかりにくいので、最初は楽器店やレッスンの先生に使い方を聞いてください。
●クリーニングペーパー
・・・キーの裏についたタンポと呼ばれる部分についた水滴をとる紙。あぶらとり紙でも代用可能です。
●パウダーペーパー
・・・タンポについた油分などを緩和するための紙。クリーニングペーパーの裏に細かい粉がついているものですが、使用方法は楽器店やレッスンの先生に聞いてから使用してください。

上記のものについては無くても当面困りませんが、コルクが乾燥してしまうと割れてしまったり、タンポという部分が水分を含みすぎるときちんと穴が塞がらなくなってしまうため、なるべくこまめなメンテナンスを必要とするため、できれば初心者のうちから揃えておいてほしいアイテムです。

楽器の練習時にほしいアイテム

●メトロノーム
・・・テンポを一定の速さで刻むアイテム。重りが左右に揺れて可視化しやすいタイプと、デジタルで表すタイプがあります。
●チューナー
・・・音の高さを計測する機械。同じドを演奏しても高いか低いかが可視化されてチェックできます。
●譜面台
・・・楽譜を見るときに立てておくためのアイテム。立った状態でも目の前に楽譜が見えるので便利。

これらのアイテムは、まったくの初心者や音を出してみるだけの状態では急いで必要なものではありませんが、実際に楽譜を見ながら練習したり、演奏するときに必要になってくると思われます。

ご自身の演奏スタイルや練習方法などによって購入を検討してみてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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