海釣りでは、釣り竿のガイド(トップからバットまであるリング)に釣り糸の「ライン」を通す必要があります。
初心者の人は、これが大変に思うかしれません。
さあ釣りをしようと、仕掛けをしようとすると、これがなかなか通らないんです。
初心者は、ここで詰まってしまうかもしれません。
そこで今回は、初心者に向けて海釣りにおけるガイド竿の通し方、セッティング方法について紹介していきます。
1.海釣りにおけるガイド竿の便利なグッズ
釣り竿のガイドにラインを通すのは、特に慣れていない初心者ならかなり大変かもしれません。
しかし現在では、釣り竿のガイドにラインを通すための「ガイド通し」「糸通し」といった便利なグッズが販売されています。
昔はあまりなかったのですが、便利なものがいろいろ出てきている最近ではガイド通しというものにもいろいろなものがあります。
その中で便利なのが余分な小物がいらない「ガイド通し付きトップカバー」です。
ガイド付きの釣り竿のガイド竿には、「トップカバー」という、折りたたみ釣り竿の先の部分を保護するカバーがあり、これにガイド通しが付属しています。
では、この海釣りのガイド竿のトップカバーを使ったガイド通しの方法についてみていきましょう。
トップカバー付きのガイド竿は、ガイドの中に細い棒状のものが通っていて、これがガイド通しです。
ガイド通しの先端には穴があって、この穴に糸を通していきます。
次にトップカバーを外すと、釣り糸が引っ張られてガイドの中に入っていくという、とても良く出来ている便利な方法となっています。
冬場では指がかじかんでいたり、歳をとって目が悪くなれば、ガイドにラインを通すのも大変となってくるでしょう。
しかも、ガイドはトップに行くほど小さくなって、かなり面倒な作業です。
このガイド通し付きトップカバーを使うと、すばやく正確に、ガイドのすべてにラインを通すことができます。
このようにとても便利な「ガイド通し付きトップカバー」が、初心者にとってとてもおすすめでしょう。
でも、自分が買った竿には付いていなかったという人も安心してください。
現在ではメーカーから単品として販売されていて、有名な通販サイトなどからでも購入できるのでとても便利ですね。
2.自分で竿ガイドにラインを通すには
海釣りで「ガイド通し付きトップカバー」がない場合は、ガイド竿の扱いは初心者にはかなり大変な作業となるでしょう。
リールのベールを起し、ラインが出て行くような状態にして竿ガイドにラインを通します。
根元のガイドからトップのガイドに向かい、すべてのガイドに釣り糸のラインを通していきますが、通し忘れに注意してください。
ラインをすべてのガイドに通し終わったら、リールのベールを戻してトップのガイドから出ている釣り糸を掴んみ、軽くガイド竿をまげてガイドのすべてにラインが通っているかチェックしましょう。
ガイドにラインを通し忘れがある場合、魚を掛けたりしたときなどでガイド竿が破損する可能性があります。
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