ヨガのワニのポーズは、仰向けになって足を浮かせたまま左右に動かすポーズです。
ポイントさえ押さえれば、難しくありません。
今回は、ワニのポーズのやり方と効果についてお伝えします。
1.ヨガのワニのポーズ、やり方は?
ヨガのワニのポーズは、仰向けの山のポーズからスタートします。
山のポーズは本来立っておこなうポーズですが、そのまま仰向けになったと考えてください。
足の親指を揃えて、骨盤を空に向けます。
腰骨も水平であるようにします。
姿勢は山のポーズのままで、両手を手の甲を空に向けて真横に広げます。
息を吸いながら両ひざを90度に曲げます。
足のすねが床と平行になるようにして、かかとも90度に曲げます。
両方のかかとを押し出し、つま先を天井に向けるとかかとが90度に曲がります。
両方のひざは揃えておきましょう。
息を吐きながら、両方のひざを揃えたままゆっくりと右側へ倒します。
両方の肩はしっかり床につけたままですが、ひざは床につけません。
床につく少し手前で浮かせておきます。
お腹に力を入れて、左右の骨盤がずれないように位置を安定させます。
この時、視線は空に向けたまま動かしません。
ひざを右側へ倒したまま、3呼吸程姿勢をキープし、反対側も同じようにおこないます。
ヨガで重要だとされる呼吸は、できるだけ深く長くおこないます。
余裕があるなら、両方のひざを倒してから足を揃えたまま、ひざを伸ばします。
この状態で3呼吸程姿勢をキープします。
反対側も同じようにおこないます。
逆にポーズをキープするのが難しければ、両足の裏を床につけます。
両方のひざは揃えて、足を左右に倒すとやりやすくなります。
両手を真横に広げたまま、おこないます。
初めから足を浮かせておこなうのが不安なら、足の裏を床につけた方法から始めてください。
姿勢をキープし、深く長い呼吸が続けられることが重要です。
最後は両足を正面に戻してから、仰向けの山のポーズに戻ります。
ワニのポーズのポイントは、足の重みに上半身がつられてしまわないようにすることです。
そのためには、両方の肩をしっかりと床につけておこないましょう。
2.ヨガのワニのポーズ、効果は?
ヨガのワニのポーズは、腰痛の緩和、不眠の改善に効果があります。
気持ちを落ち着ける効果もありますので、就寝前におこなうのも効果的です。
ツイストするポーズなので、腸に刺激を与え便秘を解消できます。
椎間板にトラブルを抱えていたり、骨粗鬆症の場合はワニのポーズを控えてください。
腰痛の緩和に効果がありますが、少しでも腰に違和感を感じたらやめてください。
少しでも負担を感じたら、両足の裏を床につけたままおこなう方法を選ぶといいでしょう。
無理をせず、続けられる方法を選んでください。
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