ベリーダンスのツイストは骨盤を床と水平に保った状態で腰をねじる動きで、体の中心を軸として左右対称に安定して捻ることが美しいツイストを保つ秘訣です。
正しい動かし方を習得してバリエーションを増やしていきましょう。
1.ベリーダンスのツイストの動き
ベリーダンスのツイストは身体を捻るだけなので習得もしやすく、一見簡単な動作にみえるツイストなのですが、腰のツイストのアイソレーションをはっきりさせるためには肩が一緒に動いてしまったり、上半身がブレてしまうとツイストの動きが際立たなくなってしまいますので、中心軸をしっかり保ち、腰だけを水平にしっかり捻ることを意識しましょう。
また左右で捻りの大きさが違ったり、膝がバラバラに割れた状態で捻ると腰痛の原因になる上に、綺麗なツイストになりませんので、正しい動かし方をしっかり習得しましょう。
1.上半身が動いてしまう場合の対処法
どうしても上半身が動いてしまう場合には、両腕を胸の前でクロスして肩をがっちりと抱くように上半身をロックして、ゆっくりツイストしてみましょう。
2.1回ずつ動かしてインナーマッスルを刺激
ベリーダンスのツイストの動きをしっかりと身体に習得させるためには、腰を前方向に捻った状態で一度ストップさせてから戻し、また反対の腰を前方向に捻った状態でストップして戻すを繰り返します。
そうすることでツイストの動きに必要なインナーマッスルを刺激して鍛え上げてくれます。
3.両膝を揃えて美しいツイストを習得
腰を動かす時に膝が割れてしまう場合には、両膝を紐やべールなどで結び固定し、両膝をつけた状態でツイストする感覚をつかみましょう。
膝を揃えることで水平方向に動かしやすくなるので、綺麗で安定したツイストの動きを習得しやすくなります。
4.遠心力を利用して左右均等なツイストに
ツイストのスピードが左右で違ってしまう場合には、初めは1回ずつゆっくりと1カウントずつ動作し、慣れてきたらそのハーフカウント、また慣れてきたらそのハーフカウント…と徐々にスピードアップさせていき、左右に捻るテンポやバランスをつかんでいきましょう。
また力で動かすというよりは、左右の動作の反動にまかせて、遠心力を利用するようにすると左右均等なツイストになります。
2.ツイストのバリエーションとステップアップ
身体がツイストの動きに慣れてきたら、方に変化をつけることで、魅せ方も違ってきます。大きく←→小さく、速く←→遅くとバリエーションをひろげていきましょう。
高速で動かしたり、リズムに合わせてツイストのテンポを変えたり、ステップと組み合わせて移動や回転を加えるなどステップアップしていくことも可能です。
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