投げるリズム|ダーツのスローイング

ダーツを投げる時、リズムを意識して投げる事はとても重要になってきます。

リズムに頼り過ぎるのも良くありませんが、リズムを上手く使う事で3投の安定感が格段に上がります。

目次

1.投げるリズムの利用法

ダーツは毎回同じ投げ方をし続ける事が求められます。

そこでリズムを取り入れる事で毎回同じ動きを再現しやすくする事がリズムを取り入れる目的です。

感覚で覚える事が多いダーツの動作をリズムで覚える事で筋肉に覚えやすくし、イメージを掴みやすくする事が出来ます。

1.まずは1投のリズムを作る

セットアップからフォロースルーまでの一連の流れにリズムを取り入れる事で、スローイングそのものの動きを再現しやすくします。

セットアップからテイクバック、リリースの瞬間までを毎回同じように再現するのはとても難しいので、リズムで覚えるようにします。

「1、2、3」で投げる場合1でセットアップ、2でテイクバック最下点まで進み、3でリリースからフォロースルーまでといった様にリズムで感覚を掴みます。

ここでも自分なりに変化をつける事が可能です。

これはあくまで一例なので、「1、2の、3」のようにタメを作っても良いですし、早いテンポで「1、2、3」でも構いません。

とにかく動作にリズムを当てはめる事が大事です。

2.3投のリズムも意識する

ダーツは3投で1スローと呼びます。

狙う場所が3投とも同じでも、1投だけ違う場合でも、3投投げるリズムを作っておくと安定感が上がります。

3投のリズムを作る際に重要になってくるのは、ダーツを利き手に持ち替える動作、セットアップに入るまでの動作、フォロースルーの停止時間などのスローイング動作以外の動作に意識を向けなければなりません。

ダーツを利き手に持ち替える時に手元を見ないでスムーズに持ち替える動作も、慣れないと意外と難しく、床に落としてしまったりしてリズムが崩れる原因になってしまいます。

ですが、持ち替える時に手元を見る事はやってはいけません。

狙いから目線を切ってしまうと、1投目の感覚は全て無くなってしまうと思って下さい。

せっかく1投目の感覚がある状態で2投目に繋げられるのですから、活かさないと勿体ないです。

出来るようなるまで練習してください。

セットアップに入るまでの動作も毎回時間やタイミングが違うと、テイクバックのズレなどに繋がります。

ダーツの利き手に持ち替える所からセットアップに入るまでのリズムで作ると崩れにくくなります。

フォロースルーの停止時間は、スローイングの確認動作の1つであり、1投の最終動作でもあるので、停止時間が多少長くなる分には問題ありません。

リズムが崩れる原因になりやすいのは、停止時間がいつもより極端に短くなってしまう事です。




停止時間が短いという事は、次のダーツを利き手に持ち替えるまでの時間が早くなる事になり、3投のリズムが早くなってしまうという事になります。

投げ急いでしまう状態になるという事です。

ダーツは投げ急いでしまうとほぼ間違いなく狙った所からズレます。

意識出来る動作があるなら意識してリズムが早くならないように心がけておいた方が良いです。

プレッシャーがかかったり、逆にいつもより調子が良過ぎる時に起きがちな、心拍数の上昇によって、自分が気付かないうちにリズムが早くなってしまう事があるくらいです。

なのでフォロースルーの停止時間は、早くなりかけてるリズムのリセット時間で、次のダーツへの影響を減らすと同時に、心を落ち着かせるとても大事な動作だという認識を持って下さい。

2.リズムに頼り過ぎるのも良くない

リズムを取り入れる事は安定感も上がるのですが、リズムが全てになってしまうのも良くありません。

ここで何とも言えないのが、リズムに頼り過ぎたスローイングもなかなかに狙った所に入ってくれるというところです。

入るのに何が良くないのかを説明していきます。

1.ムラが出やすい

リズムに頼り過ぎると、リズム合っているかがダーツの制度の全てになってしまう為、リズムが合っている時はとにかく気持ち良いくらいダーツが狙った所に刺さってくれます。

更にリズムだけを意識すれば良い為、考え過ぎてスランプになるという事も起きにくいです。

ですが問題なのは狙った所にいくら投げても刺さらない時と、心拍数の上昇でリズムが知らぬ間に崩れてしまった時です。

リズムが合っているのに入らない。

この状態に陥った時、リズムプレーヤーは崩れる所まで崩れやすい傾向があります。

リズムに頼り過ぎると、修正もリズムに頼る事になってしまい、戻らないと驚くほど狙った所をハズレます。

一番厄介なのは、心拍数の上昇によるリズムのズレで、これは自分ではなかなか気付けないので、自分が修正しなければいけない動作がわからないまま崩れます。

2.動作修正とリズム修正という二手間

リズムだけに頼る事なく、しっかり動作で修正を出来たとします。

ですが、リズムが重要なプレーヤーは、その動作を取り入れた上で、更に自分の気持ち良いリズムで投げれないと自分の投げ方になりません。

投げ方が変わればリズムも変わるのが普通なのですが、リズムプレーヤーはリズム重視な為、自分のリズムに合わせる事も修正内容に含まれてしまいます。

リズムに頼り過ぎる事は良い事もたくさんあるので全否定はしませんが、長い目で見ると修正が大変になってしまうので、リズムは安定感を上げるために取り入れてるものくらいに考える事をオススメします。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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