突然ですが、ルアー釣りの初心者の方は、釣りに使うタックルのリールやライン、ルアーに定期的なメンテナンスが必要ということをご存知でしたか?
たいていの道具は長く使いたい場合、メンテナンスというものが必要なんですが、釣りのタックルにもメンテナンスが大事になってきます。
ここではそんな釣り道具についてのメンテナンスについて説明してみます。
1.リールのメンテナンス方法
ルアー釣りの重要なタックルのひとつである「リール」も、メンテナンスが必要です。
まず、釣りから帰ったらメンテナンスをします。
淡水での釣りならリールについた泥・汚れを拭くといったことでもよいのですが、海での釣りの場合は、リールをお湯やぬるま湯ではなく、冷たい水で水洗いしましょう。
ただし、水に漬けることはしないでください。
なぜかというと、リールには油が入っていて、水を漬けることで破損する可能性が出てくるからです。
リールは精密機械ですから、メンテナンスを間違うと簡単に壊れてしまいます。
しかし、メンテナンスをしなければもっと早く壊れることになるので、メンテナンスが大事になってきます。
水洗いをしたら陰干しで数日乾かします。
釣りに慣れてきたらでよいのですがオイルキャップを外してオイルを差しましょう。
毎回差す必要はなく、5回くらい行ってから異音がする前に差しましょう。
2.ラインのメンテナンス方法
ラインのメンテナンスも、釣りから帰ったら必ず行ったほうがよいでしょう。
海での釣りは特に塩がラインに付いたりして、乾燥するとラインを傷つけることになって、ラインの性能を非常に悪くしてしまいます。
釣りから帰ったらリールのスプールを外して、洗面器等にぬるま湯を用意します。
取り外したスプールをそのなかに入れて塩分を取り除くことにより、ラインを長く使うことができるでしょう。
ただし上記にあるように、リールを水に漬けないようにしましょう。
ラインを5分ほど浸けたら流水でラインを洗い流し、柔らかなタオルで水分をとって陰干しします。
乾いたら「ラインコートスプレー」を吹いて保管しましょう。
3.ルアーのメンテナンス方法
ルアー部分もまた、メンテナンスが必要です。
釣りから帰ったら、バケツの中にぬるま湯入れて、そのなかに10分ほど漬けておくとルアーについて塩を抜くことができます。
洗ったら人が通らない場所に新聞紙などを広げてその上で乾かします。
4.釣り道具のメンテナンスは大切です
以上がルアー釣りの道具のメンテナンス方法でした。
このように、初心者にとってはルアー釣りの道具のメンテナンスは面倒に思えるかもしれません。
逆に言うと、このメンテナンスが楽しめるようになってくると、立派な釣り人になっている証拠かもしれません。
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