初心者でもできるエレキギターの弦交換

エレキギターは他の弦楽器に比べて、弦の消耗が激しい楽器です。

細いので切れやすいし、金属製なのでサビに弱いからです。

そのため、弦交換をする時がすぐにくると思います。

その日に備えて、趣味で始めたばかり初心者でもわかりやすいようにエレキギターの弦交換の方法を紹介します。

1.弦交換をする理由

まず、なぜ弦交換しなきゃいけないのかということを記していきます。

それは音が響かなくなってしまうからです。

エレキギター自体が弦を張っている楽器なので、自ずと弦自体が伸びていってしまいます。

そのため、弦が伸びる=ハリが弱くなる=音が響かなくなってしまうのです。

音が響かなくなってしまうと、フレーズを上手く弾けても音は気合のない感じにみたいなことになります。

そのため、エレキギターの音をしっかりさせたいレコーディングやライブの前などで弦交換をする人が多いのです。

2.弦交換の際に準備するもの

まず、弦交換をする前に用意するものを紹介します。

1.弦1パック

まず、1~6弦まで揃っている弦1パックです。

初心者の方なら、ダダリオの10~46という弦が普通のものなのでそれを用意しましょう。

2.ニッパ

弦を張り替える時に弦をきるニッパです。

張り替えた弦の不要な分を切るのにも使います。

不要な文は切らなかったらヘッドに弦がブランとしているだけなのですが、目に入ったりすると危ないので切りましょう。

3.チューナー

もちろん弦の音を合わせるので、チューニングをします。

そのためチューナーが必要です。

低い音も拾いやすいようにシールドでつなげられるチューナーがおすすめです。

4.クロス

ボディを拭くためのクロスです。

弦を張り替えるので、普段は拭けない部位を綺麗にできます。

張り替えの際に、自分の愛機を綺麗にしましょう。

フレット、ピッキングをしているピックアップの部分などが結構汚れているので入念に弾きましょう。

3.弦交換のやり方

弦交換の手順を項目ごとに紹介します。

1.ある弦を切る

まず、エレキギターを張り替える状態にするために弦を切っていきましょう。




まず、全部の弦を緩めるためにペグを回します。

これをしないと、切った時に弦が飛んできて、危ないので必ずやりましょう。

ブランブランに緩めたら弦を切ります。

12フレットくらいから切ると、取り外しやすいのでおすすめです。

2.エレキギターを綺麗にする

弦を切って、エレキギターを丸裸にしたら、クロスを使って綺麗にしましょう。

案外、指紋やピックの削りカスなとがついていて、汚いです。

大事な愛機をこの機会にピカピカにしましょう。

3.弦交換

ついに本題の弦交換の説明です。

まず各弦、ボディの裏もしくは、ストップテールピースの穴に弦を通しましょう。

この時の注意点として、最後までちゃんと通して、引っかかりに引っかかるようにしましょう。

次に余分な長さの弦を切ります。

これは人それぞれですが、私の場合、通すペグに対して、ストラトタイプならペグ4個分、レスポールタイプならヘッドの先端まで弦の長さを残します。

それで余分な弦を切ります。

長すぎると巻く際に大変ですし、短いとチューニングが安定しなくなります。

適度な長さを見つけましょう。

最後に、弦を巻く作業です。

ペグにある穴に通したら、フレットの方の弦を弛ませ、ペグの方にある弦を折り曲げます。

折り曲げることで、巻きやすくなるためです。

そして、巻いていきます。

巻く方向ですが、ストラトタイプなら反時計回り。

レスポールタイプなら1~3弦は、時計回りで、4~6弦は反時計回りです。

ここを間違えるとチューニングする際に、巻く方向がまばらになってしまうので面倒になります。

巻いている際は、チューナーで音を確認しながら、レギュラーチューニングに合わせていきましょう。

各弦が巻き終わったら、再度チューニングです。

張りたてはチューニングが安定しないので、入念にお願いします。

以上、趣味で始めた初心者でもできる弦交換でした。

最初は難しいと思いますが、慣れてくうちにすぐにできるようになると思います。

弦交換をしっかりできるようにして、
エレキギターの良い状態を保っていきましょう。




よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる