マラソン大会に向けて、練習もいい感じで進んでいる。
あとは怪我をしないように、練習を継続してくだけの状態だけど、ランニングフォームがしっくりこないときもある。
やはりフォームがしっくりしていないと、怪我をする可能性もあるので、悪いクセをつけてしまう前に早い段階で修正する必要があります。
そこで今回は、自分でできるマラソンのフォームチェック法を紹介していきます。
1. 自分でできるマラソンのフォームチェック法
ランニングフォームをチェックする前に正しい立ち姿勢が出来ているかを鏡の前に立ってチェックしましょう。
まず、足は肩幅より少し狭いくらいに広げて、つま先と膝が真っ直ぐ向いているか確認します。
立ち姿勢の段階で、つま先と膝が、外側や内側に向いていると、脚の骨格がアンバランスに並んでいるという事になり、ランニング中も力が逃げてうまく走ることが出来なくなるだけでなく、怪我をするリスクも高くなります。
次に、その場でジョギングをしてみて、脚を上げたとき、着地したときにつま先、膝が真っ直ぐ向いているか確認します。
また、頭の位置が同じ位置で保てずに、上下動していることがあります。
そうなっていると、力が進行方向に伝わらず、力が上下に逃げていることを示しています。
その際は、鏡の前で、頭の位置を出来るだけ高い位置に保ちながらその場で走って感覚を掴むまで行いましょう。
イメージとしては、天井から頭を吊るされている感じを意識するとよいでしょう。
上半身の動きに関しては、腕が前後に振れているかも大事で、腕があまり動かさず腰が左右に回っていることがあります。
本人は、腕を振っているつもりでも、腕は固まっていて腰だけが動いているのです。
上半身は、肩の力を抜いて、肘を軽く曲げて、前後に腕を動かすことが大切です。
最後に、カメラがあれば、実際ランニングしている様子を動画に撮って、先ほど挙げたチェック項目を確認してみましょう。
ランニングで走った様子を確認してみると、膝やつま先の向き、頭の高さ、また、腕の振り方、着地の仕方など自分のいろんな特徴に気づきます。
そこから自分のイメージと実際のランニングフォームのズレを洗い出し、修正していくことができます。
自分でできるマラソンのフォームチェック法について、いかがでしたか。
ランニングフォームを少しでも無駄をなくして効率のよいフォームで走れるようになると、速く走ることができるし、怪我もしなくなります。
しっかりポイントを押さえて、マラソンの練習に生かして、本番をいい状態で迎えて下さい。
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