サックスの音が出せるようになったら、曲が吹きたくなりますよね。
曲を吹くにはドレミファソラシドという音階が必要になりますが、サックスにはたくさん指を押さえるところがあるし、初心者のみなさんには難しそうに感じるかも知れません。
今回はサックスの運指の覚え方についてお教えします。
1.基本的な考え方
みなさんは小学生のころリコーダーを演奏したことはありますか?サックスの運指はリコーダーとほぼ同じになっています。
「リコーダーなんてやっていない!」「もうそんなの覚えていない」などという方にもわかるように、運指の仕組みを説明します。
サックスに関わらず、楽器は音が共鳴している部分が大きければ低い音、少なければ高い音が鳴ります。
サックスの楽器管体をよく見てもらうと、トーンホールがいくつも開いた状態であることがわかりますよね。これを全部塞いでしまった状態が「一番管が長い」状態になりますので、一番低い音が鳴ります。
ここから順番にトーンホールを開けていくことで、少しずつ音の高さが上がっていきます。
そして「ドレミファソラシド」と1オクターブ進んだ先の「レ」からは、左手後ろについているオクターブキーをレの指と一緒に押さえることでちょうど1オクターブ分高くなります。
※オクターブキーは小さな穴を少し開けることで倍音を鳴らしやすくしているキーです。詳しくは倍音の説明をご覧ください。
指がわからなくなったときは「音をさっきより高くする(指を離していく)」のか、「低くする(指を塞いでいく)」のかを考えてみてください。
2.基本的な指の位置
楽器を構える際に左右の親指をサムフックとサムレストにつけているはずですので、ここは基本的に動かすことはありませんが、左手の親指だけはオクターブキーを押したり離したりする必要がありますので強く握ってしまわないよう注意してください。
左手親指のオクターブキーは少しいびつな形をしていますが、これは親指の先端でも左側面でも抑えられるような構造になっていますので、ご自身の指が一番動きやすいところで押さえるとよいでしょう。
人差し指から薬指までは、管体前部についているキーの白い貝のところに軽く触れます。
この3本が押さえたり離したりしますので、自由に動かせるような手の位置で待機してください。
力が入っていたり握りすぎたりすると、開け閉めがしにくくなりますので注意です。
小指は♯(シャープ)や♭(フラット)がでてきたときに使用しますので、これも握り込まず自由に動かせるところで待機しておいてください。
初心者の方で小指を完全に折り曲げた状態にされていたり、ピンと張った状態で吹いている方を見かけますが、いざ♯などが出てきたときにあわてて小指を準備しても間に合いません。
3.運指表を見ながら吹いてみましょう
それでは実際に下の運指表を確認しながら吹いてみましょう。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シと進んでいくにつれて、指を下から順番に離していっているのがわかりますね。その上のレ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドは、同じ指使いでオクターブキーを押さえるだけです。これだけで2オクターブ分演奏できるということになります。
他の管楽器に比べてサックスの運指はわかりやすいので、難しいと思い込まず練習してみてください。
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