潜水は、泳ぎの一つでもありますが、実は泳法の中で、平泳ぎ、背泳ぎで少し関係のあることです。
もしも、大会などに出場されるのであれば、それらの潜水泳法についても知っておいていいでしょう。
1.水泳における潜水
まず、競泳の中で、平泳ぎ、背泳ぎはスタートおよびターンをした後の潜水で進行することが認められています。
それぞれについて詳しくみてみましょう。
平泳ぎの場合ですが、ここにおける潜水は、競泳の用語でひとかきひと蹴り、と言われています。
名前の通り、潜水をしながらキックとストロークを一回ずつ行ってもいいとされているのです。
やりかた普通の平泳ぎとほとんどかわりがありませんね。
違いがあるのはその動作を水中でしなければならないということと、息継ぎが無い事です。
当然、1回以上行ってしまうと失格になってしまいますし、フォームなどが崩れてバタ足などをしてしまっても失格になりますので注意しましょう。
背泳ぎの場合はバサロ泳法と呼ばれるものです。
潜水をしながらドルフィンキックで進みますが、バサロ泳法の場合には最大で15mと決まっています。
背泳ぎの場合は平泳ぎと違って、バサロ泳法をすることでいくらでも潜水をすることが可能です。
また、普通の背泳ぎよりも早く進めますので、このような規則が取られていると考えられます。
ですので、もしも背泳ぎの水泳選手を目指すのであれば、バサロ泳法は練習をしておいた方がいいでしょう。
速く進む方法と15m以内で浮かび上がれるようにうまく調節するのがおすすめです。
2.潜水の練習をし過ぎないように
潜水の練習もある程度はしておいた方がいいのですが、潜水はかなり危険です。
長距離の潜水をすると気を失ってしまうこともありますし、最悪の場合は溺れて死んでしまうこともあるでしょう。
もっとも、多くのプールでは監視員さんもいらっしゃいますから、最悪の事態にはなり辛いかと思います。
また、潜水はやりすぎると市営プールなどでは注意をされることもありますので、練習をし過ぎてはいけません。
もしも、趣味の中で潜水の練習をするのであればしっかりと整った環境で行うのがいいでしょう。
例えば、スイミングスクールですね。
スイミングスクールなどでは潜水も練習のメニューとして組み込んでいる所も珍しくはありません。
練習頻度は少ないとは思いますが、それなりにマスターしておくと、背泳ぎでも平泳ぎでもいいタイムを残せるようになります。
趣味として個人で練習する場合には、泳ぐスタート時に少し取り入れておく程度にした方がいいかもしれませんね。
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