360°回転蹴りのやり方とコツ | テコンドーが上達する練習方法

360°回転蹴りは旋風脚として広く知られている知名度の高い蹴り技です。廻し蹴りを飛んで一回転して蹴る技なのですが、威力が高く、テコンドーに限らず総合格闘技でもKOシーンが動画にアップロードされるほどです。

KOシーンの花形にもなる360°回転蹴りも練習を重ねれば必ず上達します。貴方もぜひ習得してみませんか。

1. 360°回転蹴りの基本的な蹴り方とポイント

360°回転蹴りの特徴は通常の廻し蹴りを一回転して蹴るだけでなく、跳躍によるエネルギーを乗せやすいためガードされても問答無用で吹っ飛ばせるほどの威力を秘めている事です。

テコンドーでは胴にプロテクターをはめて試合を行いますが、それでも内臓にまで効きます。

今回は360°回転蹴りの練習方法と上達のためのコツを解説します

1. 360°回転蹴りは3回蹴る事を意識

360°回転蹴りを蹴る上で重要なポイントは「1回の動作で3回蹴る意識で繰り出す」事です。

これはどういうことかと言いますと、跳躍・相手へのインパクト・着地の3動作の中で地面を蹴ること・相手を蹴ること・床まで蹴り下ろすことを意識するということです。

まず、跳躍動作ですが地面を蹴る動作から成り立っています。地面をしっかり蹴る事で打点が高く、相手にバレにくい跳躍が可能です。この時、蹴り足に6割、軸足に4割の力を加えると蹴りの動作がスムーズに行いやすくなります。

次に相手を蹴る動作ですが、通常の廻し蹴りと同じで「相手の身体を両断するつもりで蹴る」事が重要です。360°回転蹴りはどちらかと言えば威力や圧力を重視した蹴り方なので、相手にガードされても吹き飛ばすような威力が必要となります。相手の胴や頭を両断、貫通するようなイメージを持って蹴り込みましょう。

最後は着地です。蹴った後の着地ですが軸足から降りると重心が崩れやすくカウンターをもらいやすいリスクがあります。蹴り足で「床まで蹴り抜くイメージ」で着地しましょう。そうすることで、素早く着地できるだけでなく、後ろ廻し蹴りなどの回転技でフォローをしやすいメリットもあります。

以上の3つの動作を心がけましょう。




2. 360°回転蹴りの実戦運用

さて、上記では360°回転蹴りの基本とコツについて説明しましたが、今度は実際に試合で使うためのポイントについて説明します。

テコンドーにおいて360°回転蹴りは遠距離から圧力をかける方法と相手の攻撃に合わせてカウンターで引き込む方法がありますので両方使えるようになりましょう。

1.遠距離から圧力をかける

まずは遠距離から仕掛けるケースです。

遠い間合いから仕掛けるコツはその場ではなく、前に進むイメージで回転しましょう。両足で地面をしっかり蹴り込む事ができれば遠距離からスムーズに相手の懐深く接近することが可能です。

目安は構えの足幅二歩分の距離を詰めることができます。これを理解しておけば例え相手に横蹴りや廻し蹴りが届かなくてもすかさず360°回転蹴りで追い詰めることができます。

自分から間合いを詰めて攻撃を仕掛けたい時に活用していきましょう。

2.カウンターの場合は蹴り足を後ろに引く

次はカウンターです。

この蹴り方は相手が前に出てきた、もしくは攻撃の隙を突かれてしまった時に有効なテクニックです。

上記では遠距離から間合いを詰めるために前に跳びましたがカウンターの場合は逆に間合いを潰されて蹴りが届く前に抑えられてしまうため、前に跳んではいけません。相手を引き込みながら蹴りましょう。

相手をカウンターの間合いに引き付けるコツは「蹴る方の足を軸足に引くイメージ」で回転する事です。そうすると、相手が突っ込んできたところへカウンターが決まりますのでインファイター対策にもなります。

相手が動いたと感づいた瞬間には蹴り足を後ろに引いている状態が理想です。後は後ろに回りながら蹴り足を放り投げるイメージで蹴り込みましょう。慣れるまでに時間がかかりますが覚えてしまえばKO率の高い必殺技になりえます。

以上がテコンドーにおける360°回転蹴りの練習方法と上達のコツ、試合で実際に使うためのポイントです。遠距離から間合いを大きく詰めるだけでなく、蹴り足を大きく引くことで間合いを調節できる優れものですが距離感を掴むまでが大変なので、たくさんスパーリングをこなしましょう。
ご清聴ありがとうございました。




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