焚き火や炭火を思う存分楽しんだ後は後始末を忘れずに。
アウトドアが趣味なら、アウトドア環境を汚さないようにしましょう。
1.後始末忘れがダメな理由
なぜ焚き火や炭の後始末を忘れるといけないのか。
だれもが当然知っている理由ですが、キャンプ場ではまだまだ後始末をしない人を見かけます。
たいていの人は持参の焚火台や炭火台を使うため後始末を忘れることはないのですが、直火でする場合や現地調達したドラム缶などで行う場合はそのままにして帰ってしまう人がいます。
後片付けをしないままにすると火事の原因や資源破壊の原因になりますので、絶対に後始末はしましょう。
それでは正しい後始末の方法を紹介します。
2.焚き火の後始末
焚き火の後始末は、まず薪が焼き切れるまで待ちましょう。
しばらく待っても燃えきらない時は、放水して強制的に火を消してしまいましょう。
ただし、金属の焚き火台や炭火台の上に放水すると金属が急激に冷やされて台が変形してしまう可能性があります。
火がついた薪に放水する時は台から炭を下ろして、放水してください。
経って鎮火したら、ゴミ捨て場や薪の集積場に持っていきます。
キャンプ場にはこれら施設が用意されていない場合もありますので、念のためキャンプ予約時に確認して置いた方が良いです。
もし、捨てる場所がなかったらちゃんと持ち帰ってください。
3.炭火の後始末
炭火の後始末も基本的には焚き火とほぼ同様です。
炭が焼き切るまで待って、鎮火したらゴミ箱か炭の集積場に持っていきます。
炭はかなり長時間燃えます。
外から見ると、鎮火しているようでも目を凝らしてみるとまだ赤みがかったりしています。
燃えた状態でゴミ捨て場等に持って行くのは大問題ですので、しっかりチェックしてください。
4.後始末を楽にするコツ
1.使う量の薪、炭だけ使う
薪や炭を大量に使う人がいますが、これだと後片付けが大変になります。
一度に大量に入れるのではなく、火力が弱まるたびに適宜追加するようにしてください。
そうだけで後片付けが楽になります。
炭や薪の節約にもつながります。
2.火消し壺を使う
余分な出費が増えてしまいますが、火消ツボがあれば一番ラクに消火できます。
火消し壺の中に燃えている薪や炭を入れてフタをしてしばらくすると火は完全に消えます。
蓋をすることで酸素が入らないため火は燃え続けることができません。
費用は2000円~5000円ほどが相場なので決して安くはないですが、後始末にお悩みなら購入するのもありです。
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