登山には様々なスタイルがあります。大きく分けると3つのスタイルがあります。日帰り登山、往復型登山、周回型登山、定着型登山、縦走型登山、、エスケープルートがあります。また宿泊する場合に、山小屋で宿泊するスタイルと、テント泊まるスタイルとがあります。
これらの様々な登山のスタイルについて、最適な山の場所選びや登山計画を立てる上での参考になるよう特徴なども踏まえながらご紹介します。
1.日帰り登山について
初心者の方は、日帰りの登山をまずお勧め致します。日帰りで安全かつ登りやすい山を選択し、登山の経験値を積み重ねていくことが初心者としては大切になります。
2.往復型登山について
この往復型登山のスタイルは、目的の山頂へ登り下りとも同じコースを歩くシンプルなコースとなります。下山時は同じコースなので安心感もあるのですが、景観の変化がなく単調に感じてしまうのが残念となります。
3.周回型登山について
周回型登山のスタイルは、ひとつの登山口から登り下りのコースを変えて山頂をめぐるコースとなります。登りと下りで景観の変化があり楽しめるのが魅力的です。
4.定着型登山について
定着型登山のスタイルは、宿泊を伴う行程で、中腹や山麓にある山小屋またはキャンプ地に滞在し、そこから日帰りで周辺のペースを目指すことができます。ベースからは必要な装備だけで身軽に行動できるというメリットがあります。
5.縦走型登山について
縦走型登山のスタイルは、稜線で結ばれた複数のピークを踏破していく形となります。数日を要するコースの場合は、山小屋やキャンプ地を宿泊拠点にして歩きます。
また縦走型登山の多くは、登山口と下山口が異なるため帰りの交通も計画しておかないといけない点があります。
6.エスケープルートについて
登山の途中で体調を崩したり、怪我をしたり、天候が急激に悪化などして登山を中断して下山する形をとることです。できるだけ現在地から安全で早く下山コースを選ぶことが大切となります。往路を引き返す方法もあります。
7.宿泊ありでの登山スタイル
初めて登山で宿泊をする場合は、食事つきの山小屋をお勧め致します。理由としては、テント宿泊となると、テント以外に、食料、調理グッズやテント関連の荷物など荷物が倍以上になり、それを背負って歩くとなると初心者としてはかなり大変となるからです。
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