ボルダリングで競う!コンペに向けてのトレーニング

ボルダリングは、スポーツクライミングの名で、東京オリンピックの正式種目に採用されました。

W杯などで日本代表選手は著しい活躍を見せていますが、一般のクライマーでも出場出来るような大会もあります。

今回は「ボルダリングで競う!コンペに向けてのトレーニング」です。

1. 「サーキットトレーニング」でスタミナ強化

「ボルダリングで競う!コンペに出てみよう」の記事では、コンペがどういったものか、出場するメリットなどをお話しました。

では、コンペに出場することを決めた人は、当日までのトレーニングなどをどのようにしていけば良いのでしょうか?

コンペに求められる能力を考えながら、話していきましょう

方式はコンペごとに違いますが、共通点としては制限時間内に課題の完登を目指すこと、トライ数の少なさが優先されるということです。

つまり、「限られた時間の中で、確実に課題を登りきる」という力が必要となります。

そのためには、最高グレードを出来るだけ更新して、自分の“最大パワー”を高めることは当然ですが、さらに制限時間内は常に全力のトライが出来る“スタミナ”が重要となってきます。

普段ジムで登っている時などは、会社帰りに2~3時間登るとしても、ひっきりなしに登るというより、オブザベしたりレストしながら登ることが多いと思います。

“最大パワー”はこれでアップできると思いますが、“スタミナ”を高めるためには「サーキットトレーニング」がオススメです。
サーキットトレーニングとは、自分の最高グレードの1、2下の課題を、例えば1時間内で10本×3ターンというように、連続で撃っていくものです。




普段は簡単に登れる課題でも、連続でのトライで“ヨレている”状態となると、より無駄のないムーブをしなければ、登りきることが出来なくなります。

正しいムーブと身体の使い方、同時にスタミナを強化出来るのがサーキットトレーニングの利点なのです。

2. 勝ち抜く戦略を見極める

コンペにおいて求められる能力が分かったところで、実際にコンペに挑む中では、どんな戦略で臨めばいいのでしょうか?

「戦略など必要ない! 登ればいいだけだ!」という強さを持つ人たちは大丈夫でしょうが、自分の最高グレードちょうどのクラスにエントリーしている場合、常に全力で課題にトライする必要があります。

制限時間が1時間とすると、1時間ずっと全力のトライをし続けられるクライマーは、滅多に存在しません。

さらに言えば複数の課題を登る場合、自分にとって比較的に簡単な課題から登るか、難しい課題を先にトライするのか、順番も重要となってきます。

難しい課題を早々に完登すれば後半がラクになりますが、その分早くヨレてしまいます。

そのため簡単な課題から登っていく人が多くなりますが、セッション方式のコンペでは課題に並ぶ列が伸びて、待ち時間も長くなります。

そうなると、後半で難しい課題に費やす時間が無くなって終了ということになってしまいます。

この見極めは、事前にホールドを触れないコンペにおいて、非常に重要なことで、正確なオブザベが出来ているかどうかが、カギとなってきます。

「必要な能力を満たし、その能力を無駄なく発揮する」これが出来れば、どんなコンペでも勝ち抜いていくことが出来るでしょう。




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