リリースのやり方|ダーツのスローイング

ダーツを投げる際、当然ながら最も大切な要素となってくるのがリリースです。

他がどれだけ完璧に出来ていても、リリースが出来ていなければ全て無意味になってしまいます。

少し難しい話になっていますが、理解して吸収して頂けたらと思います。

1.リリースとは

リリースとは、ダーツを投げる瞬間の事を言います。

セットアップ、テイクバックをして、ダーツの離し始めから、離し終わりまでの動作をリリースと言います。

ダーツには色々な動作がありますが、全ての動作はこのリリースを安定させる為にやっていると思って頂いて構いません。

1.リリースは感覚で覚えるしかない

リリースは、腕が動いている中で更に手指を動かして行います。

自分の中でここでリリースしたいという明確なイメージがあったとしても、感覚で覚えるしかありません。

何故かと言うと、ダーツを投げる際の動きのスピード(テイクバックからリリースまでにかかる時間)に、脳からの伝達信号のスピードが追いつかないからです。

テイクバックをする時、必ず脳から「テイクバックをする」という信号が送られてから腕がテイクバック動作を始めます。

同様にリリースをする時も脳から「ここでリリースする」という信号が送られてから手がリリース動作を始めます。

このリリースをしたいと思った瞬間から、実際に手がリリース動作を始めるまでのタイムラグが、自分の本当にリリースしたいポイントとのズレを生みます。

つまり、リリースポイントは投げる動作の一連の流れの中で「この辺りでリリースする」という感覚で覚えていくしかありません。

人間なので、その日のコンディションで微妙なズレも出てきます。

誤差を小さくする為にも筋肉に覚えさせる意識が必要となります。

2.一瞬の動作が故にイメージを作るだけでも難しい

ダーツのリリースは一瞬の出来事です。

一瞬にも関わらず、毎回同じ様にリリースする事は本当に難しい事です。

自分の中でリリースのイメージを作ろうとしても、とりあえず投げる位のイメージしか出来ません。

リリースを安定させるには、その一瞬の動作をどこまで細かくイメージ出来るかも1つのポイントとなります。

そして自分に合ったリリースの感覚を掴む事が何よりも大事になってきます。

2.自分に合ったリリースのやり方の感覚を覚えるには

まずリリースの際に必要な知識を3つ説明していきます。

自分がどの様なリリースをしたいのか、どのタイミングでリリースしたいのか、ざっくりとしたイメージをより明確なイメージにする為にも、今からの説明は全て覚えてください。

1.リリースポイントは極力自分の体に近い位置で

リリースの基本はダーツを山なりの軌道で飛ばすようにする事です。




ダーツを直線的に飛ばす事は物理的に不可能で、どんなに直線的に見えてもそれは直線的に近い山なりです。

山なりに飛ばす為の条件は、ダーツのチップが上を向いた状態でリリースする事です。

セットアップからテイクバックをしてテイクバック最下点にダーツが来た時、ダーツのチップが床に対して平行より少し上を向いていると思います。

もし上を向いていない方がいたら、グリップを作り直して下さい。

そして、ダーツを持ったままゆっくり投げる時の動きをしてみて下さい。

ある位置を境に、ダーツのチップが床に対して平行から下向きに変わってくる事がわかると思います。

つまり、リリースがボード側に近付く(体から離れた位置になる)ほど、ダーツは山なりに飛ばなくて距離が足りず、下の方に刺さってしまいます。

そして更に先程説明した脳からの伝達信号スピードのタイムラグにより、自分がイメージしている位置よりボード側でリリースしてしまうのが人間の癖となります。

簡単にまとめると、リリースが遅いとダーツは飛んでいきません。

自分が思ってる以上にテイクバック最下点からすぐリリースというイメージで丁度良い位置な事が多いです。

まず山なりに飛ばす事を覚えて下さい。

2.ダーツを押すようにリリース

テイクバック最下点から肘を跳ね上げるように動かしながらリリースをすると、ダーツを押して投げるイメージで投げる事が出来ます。

肘を跳ね上げる事で、軌道のイメージにダーツを合わせやすく、投げるというイメージから、ダーツを送るイメージで投げる事が出来ます。

その為、リリースをポイントからゾーンで捉える事が出来て、多少のタイミングのズレならフォローしてくれるという利点があります。

押し投げは軌道に乗せやすいことから高さが安定しやすいです。

逆に左右にブレやすい投げ方でもあります。

3.腕を振るようにリリース

テイクバック最下点から肘を跳ね上げるのではなく、手首の返しを初動にするイメージで腕を振るように動かしながらリリースすると振り投げになります。

手首の返しでリリースする為、ダーツを投げるというよりリリースの瞬間ダーツを手から抜くというイメージが重要になります。

振り投げはリリースをポイントで的確に捉えないと安定しません。

ですが、ダーツを抜いて投げる事から左右のブレが少なくなります。

逆に飛距離が安定しにくい為高さのブレが生まれやすいです。

どっちの投げ方が良い悪いは特に無く、自分がリリースしやすいと思ったやり方で始めて、高さが合わないなら押しの要素を取り入れる、左右にズレるなら振りの要素を取り入れると言ったやり方がリリースを安定させるコツです。




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