エレキギターのトレモロ奏法のやり方

シンプルだけど美しい音が出せるエレキギターのテクニックがあります。

トレモロ奏法、またはトレモロピッキングといいます。

趣味で弾く初心者にとって、難しいテクニックであるので、その知識とやり方を紹介します。

1.トレモロ奏法とは

トレモロ奏法とは、1つの音を細かく連続して発することです。

つまり、エレキギターだと押さえているフレットが1つだけで、ひたすらオルタネイトピッキングを繰り返すものです。

すごく簡単と思いますが、これがすごく難しいです。

音の大きさを均一にして、リズムに合わせなくてはいけないからです。

そうしないと、美しく音を出せません。

また、トレモロという意味がイタリア語で振動を意味している通り、ピッキングはとても素早く行います。

音の大きさを均一、リズムキープ、ピッキングは振動させるかのように速いとなると難しいと思いませんか。

このトレモロ奏法、こちらもギターソロで用いられることが多いです。

複雑なフレーズを弾く中で、シンプルなトレモロ奏法が入るとかっこいいです。

習得してしまえば、使いやすいテクニックなので趣味で弾いてる方にも必ず覚えて欲しいです。

2.トレモロ奏法のやり方

トレモロ奏法のやり方は至って覚えやすいです。

1つの弦のフレットを押さえ、そこをずっとオルタネイトピッキングするだけです。

やりやすいのが1弦です。

片方にしか弦がないので、ミスしづらいです。

丁寧に素早くピッキングしていきましょう。

メトロノームを使って、最初は120の4分で合わせて、徐々にテンポを上げていきましょう。

コツとしては、手首の力を抜くことです。




手首の振動運動で、ピッキングしていくので柔らかくスナップを効かせていくようなイメージで弾いていきましょう。

弾けてない人が陥っているのが、手首に力が入りすぎて、肘でピッキングしていることです。

弦に対してピックが激しく当たってしまい、ガチャガチャして綺麗になりません。

またこの方法だと一向に速く弾けないので、自分がやっていると感じたら、すぐにフォームの改善をしてください。

3.トレモロ奏法の練習フレーズ

練習フレーズとして二種類ご紹介します。

1.フレット移動のトレモロ奏法

一定の小節でフレットを移動していきましょう。

1弦の12フレットを押さえて、トレモロ奏法を行なってください。

4小節弾いたら、15フレットへ移動してください。

また、同じように小節を弾いたら17フレット、10フレットと弾きます。

あくまで右手のピッキングは一定で、左手で小節の頭のリズムを取っていきましょう。

フレット移動があると、リズムが合わなくなってしまう人が増えてくると思います。

しっかりメトロノームを聴いて、リズムキープを意識しましょう。

2.弦移動のトレモロ奏法

次は弦移動のトレモロ奏法です。

初めに1弦8フレットをトレモロ奏法します。

次に2弦10フレット、3弦8フレットでそのまま10フレットに移動してください。

フレット移動と同じように4小節でフレット移動をしていきましょう。

フレットが移動するかつ、弦も変わるので難易度は高めです。

右手の意識を、弦一本一本にあわせ、弦との間を感じ取るように右手のピックを移動していきましょう。

シンプルだけど実は難しいトレモロ奏法。

ですが、慣れで弾けるテクニックなので毎日練習して、習得しちゃいましょう。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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