手と指のケアについて | ボルダリングの基本

ボルダリングは自分の体一つで登っていくスポーツです。

道具を使わずに登っていくので、体の状態次第でパフォーマンスはガラリと変わることになります。

そして、元気に登り続けるためには、登った後のケアも重要となります。

今回は「手と指のケアについて|ボルダリングの基本」です。

1. 最も多い指の怪我を防止するには?

スポーツに怪我は付きものですが、ボルダリングも同じく、過度なトレーニングと不意の落下など、怪我の危険を伴います。

自分の体重を、指を中心に手足だけでコントロールして、重力に逆らった動きをしていくわけですから、指はもちろんのこと、手首、靭帯、肩、首には相当な負担がかかります。

さらに、4メートル前後のところから度々とび降りてくるわけで、いくらマットがあるとは言っても、腰や膝への負担の蓄積もバカにはなりません。

では、そんな様々な怪我を回避するために、必要なケアはどんなものでしょうか?

最も負荷がかかるのは、やはり指の腱です。

もしかすると、これを読んでいる人の中でも経験があるかもしれませんが、ホールドに触れただけで指に痛みが出るようなことがあります。

この場合は、指の腱鞘炎や通称“パキリ”と呼ばれる筋肉や腱の損傷が疑われます。

“パキリ”はその名の通り急性の怪我で、「パキッ」という音がするので(筆者は2度ほど自分の指からこの音を聞きました)、“パキリ”と言います。

腱鞘炎は、主に“登り過ぎ”で指に蓄積した炎症から、痛みが引き起こされます。




炎症の蓄積を避けるために、手っ取り早いのはレストをとることです。

特に週3回以上登る人は、なるべく一日登ったら次の日は休む、というように連続で登らないようにするだけで、かなり指の状態は変わってきます。

それでも「休まずに登りたい!」という人には、登った後の指のケアは必須です。

ストレッチ、アイシングはもちろん、サプリメントの摂取、そしてフィンガーローラーやマッサージリングを使って、手と指の血行を促してあげることで、かなりの回復が期待できるのです。

2. 指皮が無くならないように

ここまでは、指の腱鞘炎など、炎症の予防についてお話してきましたが、最後に、“指の皮”のケアについてお話します。

指皮は、登っている最中にドンドン削られ、チョークで荒れていきます。

すると皮膚が薄くなり、出血しやすくなってきてしまい、ホールドを少し保持しただけでも痛みが走るようになってしまいます。

指皮の状態が悪いと、ホールドを保持するのに余計な力を使うことになってしまい、いずれは怪我などに繋がる悪循環を生むことになってしまいます。

ここでもクライミング後のケアが重要となり、乾燥し荒れた手の指皮を再生させるためには、ハンドクリームを使っての保湿が有効です。

中には、クライマー専用のハンドクリームもありますから、登った日の夜、寝る前に塗ってあげることで再生を促進できます。

指に頼らざるを得ないスポーツですから、毎日のメンテナンスをマメにやってあげることで、長くボルダリングを楽しんでいくことが出来るでしょう。




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