フラダンスと日本人のマナーについて

フラダンスと日本人の関係、日本人から見ればとても良好なものだと思われますが、ハワイの人々から見ると実はそうでもないようです。

原因はさまざまだと思われますが、その一つには日本人ダンサーのマナーにあるようです。

ハワイで踊る機会がある人はもちろん、日本でのイベントやメレフラなどに参加する時にも、気をつけなければならないことはたくさんあります。

1.観覧席での日本人のマナー

私がよく読ませていただく、ハワイでフラダンスを学んでいる日本人や、フラダンスの先生のブログによく書かれているのが、ハワイでの日本人のマナーの悪さです。

例えば、メリーモナークでの日本人の行いについて。

日本での人気と比例して、メリーモナークを観戦しにやって来る日本人の数は年々増えているそうです。

それによって、ハラウの関係者でさえチケットを入手するのが困難になっているということで、それだけでも本当に申し訳ないことなのですが、大挙して押しかけてくるその日本人たちのマナーが悪いとあっては、もう土下座して謝ったって足らないくらいです。

一度本物を見せていただいたことがあるのですが、メリーモナークのチケットの裏側には日本語で次のような注意事項が印刷されています。

ビデオ撮影は禁止、カメラのフラッシュはたかない、飲食物は持ち込み禁止、進行中は席を立たない、携帯電話の電源は切ること・・・

本当に当たり前のことが書かれているのですが、ということはこの当たり前のことを守れない人がいるということなのでしょう。

先日、私が所属しているハラウのホイケがあったのですが、毎回ビデオと写真撮影はプロの方にお願いしているため、一般の観客の方の撮影はお断りしています。

客席の入り口扉に何枚も『撮影禁止』の貼り紙がしてあったのにも関わらず、いました、悲しいことに。

ステージからだとよく分かるんです、スマホの撮影ランプ。

悲しくなると同時に祈りました。

「どうかそれを、よそでしないで」




2.メレフラでの日本人のマナー

メレフラに参加したことがある方はご存じだと思うのですが、メレフラって決して「誰でも好きな時に勝手に踊ってもいいんだよ」的なクラブやディスコとは違うのです。

ミュージシャンが、「踊れる人は踊ってください」と声をかけてくださったときは、遠慮せずにどんどん出ていって踊って構わないのですが、それ以外の時、例えば「○○さん、どうぞ」と名指しで誰かが呼ばれた時は、そのステージはミュージシャンと呼ばれた人のものなので、しゃしゃり出ていって勝手に踊るのはマナー違反です。

どうしても踊りたい曲があるのなら、事前にミュージシャンにリクエストしておき、呼ばれたら出ていって踊る、それがルールです。

前に、とあるハワイアンカフェへライブを聴きに行ったのですが、後半のメレフラタイムで恐るべき人を目撃しました。

バンドさんの「皆さんどうぞ~」というお誘いに我先にと飛び出していった一人の女性、すかさずど真ん中のポジションを確保しました。

カフェなので踊れるスペースは限られていて、しかも一方通行でしかそのスペースの奥へ行けないため、その人が真ん中に立っているとその奥へは進みにくく、皆さん遠慮してなかなかそちらへは行きません。

それでもなぜかどこうとしないその人は、結局通り道をふさいだまま真ん中で踊り続けたのでした。

この人はきっといつもこんな感じなんだろうな~人のことを考えない、人との調和なんてあったもんじゃないような踊りをしてるんだろうな~

メレフラは皆で自由に楽しむ場なので、上手下手は関係ありません。

間違えたって叱られませんし、人が間違えてしまったのを見ても指さしてヒソヒソ話なんてありえません。

かえって自信満々でドヤ顔で踊っている人の方がイタかったりするのが、メレフラなのです。

誰もが気楽に参加できるからこそ、フラの実力はもちろん、その人の普段の振る舞いや性格が見えてしまうのがメレフラです。

踊りで目を引きたいのはやまやまなのですが、それよりもその時の立ち居振る舞いやその場に合った雰囲気で目を引くようなダンサーになりたいものですね。




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