フラダンスには長い苦難の歴史があり、それを守って来たのはハワイの人々の強く揺るぎない思いです。
私たちが今日本でフラダンスを学べるのは、そうした先人たちの努力のおかげなのです。
日本人がフラダンスを学ぶことに対して、批判的な考えを持っているハワイの人もいるようです。
でも私たちが、ハワイの大切な文化であるフラダンスに真摯に向き合い、敬意を持って取り組むことで、
そういう人々も理解を示してくれるようになるのではないでしょうか。
そして、そういう気持ちでフラダンスを学ぶことは、私たちが素敵なフラ人生を送るためにとても大切なことだと思います。
1.自分にとってフラダンスとは
フラダンスを習い始めたきっかけは人それぞれ、目指すところも人それぞれ。
そして、自分にとってフラダンスとは何なのか、それも人それぞれでしょう。
子育ての合間にホッとできる息抜きだという人、日頃の運動不足を解消するための時間だという人、もう自分の生活とは切っても切れないものになってしまったという人、人生の全てだという人もいるでしょう。
どんな人にも、心からフラダンスを楽しんでほしいと思います。
ただ何となくフラダンスを始めて、なんとなく続けているという人は、ぜひ何か目標を探してください。
イベントに出てみるとか、旦那さまの前で踊るとか、一生大切にしたい曲を探すとか、何でもいいと思います。
目標を持って続けていると、きっと「自分にとってフラとは?」の答えが出るのではないかと思います。
2.素敵なフラダンス人生を送るために
フラダンス歴が10年以上である人とか、まだ始めたばかりの人、何かの事情で辞めざるを得なかった人も、その人にとってそれが素晴らしい時間であったなら、それは素敵なフラダンス人生だと言えるのではないでしょうか。
今フラダンスを学んでいる人は、その時間を素晴らしい時間にするために、謙虚な気持ちを常に忘れず努力することが大切だと思います。
高い目標を持ってフラダンスを学んでいる人はもちろんですが、趣味の一つとしてフラダンスを楽しんでいる人も、上達するために努力することは決して無駄になりません。
そして、一緒に踊る仲間を大切にし、お互いに尊重し合い高め合うこと。
一人だけ目立つことよりも、仲間と心を一つにして踊ることを目指しましょう。
その一体感は必ず見ている人に伝わり、心を打つことが出来るはずです。
そしてその体験は、必ずその後のフラダンス人生にプラスになると思います。
フラダンスは学べば学ぶほど、さらに深く学びたくなる魅力を持った踊りだと思います。
何歳からでも何歳になっても、その年齢にふさわしい曲や踊り方があるのも、フラダンスの大きな魅力の一つです。
たくさんのことを学び、いくつになっても人の心に響くフラダンスを踊れるような、素敵なフラダンサーになれるように、日々努力を重ねていきたいと思っています。
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