フラダンスの名曲「プアリリレフア」

フラダンスには長く踊られているスタンダードな名曲がたくさんあります。

その中でも代表的な曲の歌詞と和訳、曲の舞台や背景などを紹介します。

今回は、ラブソングの定番の名曲「プア リリレフア」を紹介します。

とても有名な曲で、数々のハワイアンアーティストが歌っており、フラダンスを学ぶ人なら一度は通る道だといわれています。

1.Pua Lililehua

`Auhea wale ana `oe   あなたは何処にいるの

E ka pua lililehua   リリレフアの花よ

A he ipo ho`ohenoheno   大切な愛しい恋人よ

E ho`ohihi ai no ka manao   結ばれたいと願っている

`Ia `oe e `Imi ana   あなたを捜しました

I na nani o ka `aina   美しい島の中を

`Eia no la au ma`anei   私はここにいて

E kali ana i kou ho`i mai   あなたの来るのを待っていました

E `alawa mai ho`i `oe   あなたはこちらをちらっと見る

I nei mau maka onaona   いつも温和で優しい最愛の人

He mau maka poina `ole   忘れられない瞳

E kapalili ai ko pu`uwai   あなたの心に私の胸はときめく

Hilo pa`a ia ka aloha   愛をしっかりと結びつける

I ka lino hilo pawalu   8本で編み上げた紐で

`A`ohe mea e hemo ai   愛を分かつものは何もない

Me au `oe a mau loa   私はあなたと永遠に結ばれる

Ha`ina mai ka puana   話を繰り返します

E ka pua lililehua    リリレフアの花よ

A he ipo ho`ohenoheno   大切な愛しい恋人よ

E ho`ohihi ai no ka mana`o   結ばれたいと願っている

2.リリレフアとは?

Pua Lililehua の、Pua は花、Lililehua はサルビア(テキサスセージ)のことです。

ですから、Pua LIlilehua で、サルビアの花。
この曲は、ミュージシャンであるカハウアヌ・レイクが、彼の妻アンティ・マーイキ・アイウ・レイクの若き日のことを想って書いた曲です。




当時アンティが住んでいたパーロロ・バレーに群生していたこの可憐な赤い花に彼女をたとえ、「大切な愛しい恋人よ」と歌っています。

また、ハワイの神話に登場する、この地に住んでいた女性の名前がリリレフアだったということです。

若く美しい女性だったというリリレフアと赤くて可憐な花に例えられたアンティという女性は、さぞかし素敵な人だったのでしょうね。

3.プアリリレフアを踊る時には

この曲は、フラダンサーなら一度は踊る曲だと言われるくらい、長く親しまれている名曲です。

ゆったりとしたテンポ、愛に満ちた美しい言葉たち。

この曲を踊る時は、よりいっそう気持ちを込めて大切に踊りたいものです。

例えば、必ず出てくる「花」のモーション。

これもゆっくりと丁寧に、愛しい人を腕に抱きしめているような気持ちで踊りましょう。

冒頭の、`Auhea wale ana `oe という歌詞は、多くの曲で冒頭に使われることの多いフレーズです。

あなたはどこにいるの?とか、あなたを探しています、と訳されます。

愛しい人を探す時の、幸せだけどどこか不安な気持ちを表現できるといいですね。

また、5番の歌詞にある、Ha`ina mai ka puana(Ha`ina ia mai an aka puanaの場合もあります)も、ハワイ語の曲の最後の方によく登場するフレーズです。
「こうして物語は語り継がれた」「物語は終わります」「話を繰り返します」と訳され、この後にはその曲で一番メインになるテーマが続くことが多く、それを強調する役目を持っているのがこのフレーズなのです。

昔、文字を持たなかったハワイの人々が言葉で物事を伝えてきたことの名残りで、「ここからが大事なことなのよ」と念を押すようなイメージなのでしょう。

ということは、このフレーズの後に続く踊りは特に大切にしなくてはいけないということですね。

フラダンスを学ぶ人が覚えておかなければならない、大切なポイントの一つです。




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