ガバの持ち方とコツ | ボルダリングのハンドボールド

ボルダリングのホールドは、様々な種類があります。

それぞれのホールドの特徴を知って、正しい“保持”の仕方を学んで上達していきましょう。

今回は「ガバの持ち方とコツ | ボルダリングのハンドボールド」です。

1.ガバっと持てるからガバ?

ガバは大きくえぐれていて、指がスッポリと収まるホールドで、最も持ちやすい(保持しやすい)ものです。

その名の通り、「ガバっと持てる」からガバという名称がついたと言われています(が、こういった用語の由来は諸説あるので、どれが本当かわかりません。覚えやすい説を信じておけばいい、というのが筆者の考えです)。

初心者~初級者にとっては、一番触る機会の多いホールドになってきます。

試しに8級と1級の課題を、登らずに下から見比べてみましょう。

8級の課題のホールドは、何となくどうやって保持すればいいかのイメージが湧くかと思いますが、1級の課題のホールドは「小さすぎない?」「どの向きで持てば?」
「っていうか、どこに指がかかるの?」と、疑問が尽きないと思います。

これは8級の課題には、ガバなどの保持しやすいホールドが多く使われているからで、1級の課題でガバを使っていると、難易度として成立しなくなってしまうからです(使うとしても、1つくらいでしょう)。

持ちやすいガバに始まって、グレードが上がるごとにホールドも持ちづらくなっていく。

いわば、ボルダリングの基礎、となるホールドとも言えますね。




2.ガバのコツは、ガバっと持たない!

さて、ここまでガバというホールドについて読んできて「ガバっと持てるもんに、コツなんてあるの?」という疑問が抱いた人もいるはずです。

ここで「その通り、コツなんてないよ!」と言うと、話が終わってしまいますが、実はガバにも、保持する際のコツは存在します。

そのコツとは、「ガバホールドはガバッと持たない!」です(バカみたいな言い方なのは承知しています)。

どういうことか? まず、自分の手のひらを見てください(占いとかは始めませんよ)。

ここで覚えてほしいのは、指の箇所と名称です。

まず、指先を「末節」、その下の第一関節と第二関節の間を「中節」、第二関節から根元までを「基節」といいます。

そして、ガバを持つ時は、出来るだけ「中節」までで保持するように心掛ける。これが、ガバ最大のコツと言えるでしょう。

なぜ「中節」までなのか? 理由は「基節」=指の根元までガッツリと保持してしまうと、“ホールドを持ち過ぎて”手首を巻き込むような形になり、前腕に過剰な負担がかかってしまいます。

すると、前腕の疲労も早くなる上に、指の根元へ力が掛かるので、すぐにマメが出来てしまうのです。

登るときの基本は、出来るだけ腕を伸ばして、体重を足に乗せていくことですから、「中節」=指先から第二関節まで保持する癖をつければ、指、腕への負担もなくなり、“キレイ”なクライミングを実践することが出来ます。

ガバは基本中の基本と言えますので、ここで正しい保持を身に付けることで、上達への第1歩となっていくでしょう。




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