怪我をしない転び方と起き方 | スキーの基本

スキーをする上で怖いことはなんですか?

「スピード出すぎちゃって止まれなかったらどうしよう・・・」

「変な転び方をして骨折したらどうしよう・・・」

「坂の上でどうやって起き上ったらいいの?」

そんなお悩みにお答えしていきましょう。

目次

1.転び方の鉄則『山側に転べ』

リフトに乗り始めて間もないころ、
いつもより少し急な斜面にびっくりすることがあるかもしれません。

ガクン!と体がもっていかれ、足元がふらつき、
出したことのないスピードが出てしまった!

そんな時は思い切って転んでしまいましょう。

転ぶのはたった1%でもリスクが伴います。

より安全な転び方を覚えておきましょう。

1.しりもちからの横向き寝

スピードが出る時は足を持っていかれます。

そのままお尻をついてしまいましょう。

ドン!と思い切り落ちてしまうと痛いので、
しゃがむような姿勢から腰を落とし、背中もついてしまいます。

頭も同様、勢いに乗って強打しないように十分気をつけてください。

そのまま惰性でもう少し滑ってしまいますので、
手を山側に向け、横向き寝の体勢になるようにします。

ストックがあるときは絡まらないように注意してください。

2. 足は揃える

今、あなたは右手を斜面につけて転んでいるとします。

すると、『右が山側』という体勢になっていることになります。

≪山側≫という表現を覚えておいてください。

逆にふもとの方を≪谷側≫といいます。

足が現時点でバラバラになっているかと思いますので、右足を下にしてスキーを揃えます。




体の方向を整えるのが起き方にとても大切ですので、どんな姿勢で転んでも、立ち上がる前にはこの体勢を作りましょう。

2.起き上がるときも山側

では起き方、やってみましょう。

ストックがあればストックを、なければ手を山側からついて立ち上がります。

このときにスキーが滑り出さないように気を付けてください。

スキー靴は足首が固定されているので立ち上がるのが意外と難しいです。

これもリフトに乗る前に練習しておくのがよいでしょう。

3.スキーが外れたら

上達するにつれスピードに慣れてくると、勢いに乗って派手な転び方をする時があります。

場合によってはスキーが外れてしまいます。

斜面でスキーが外れたら、山側に金具を向け地面にしっかり固定させます。

斜面の流れに対して垂直を保ってください。

用意が出来たら谷側の足を先に履きます。

靴の底に雪がついていることが多いですので、しっかり落としてからはきましょう。

4.実はこんな転び方が多い

スキーがどんどん上達していくと、ハの字を少し狭くしたり、ターンの練習もしていくと思います。

そんなときに多いのが『前につんのめって転ぶ』ことです。

エッジが想定外の方向に引っかかって、実に派手な転び方をすることもあります。

頭が谷側に向いているときは、少しずつ体を回転させて起き方に必要なポジションを整えます。

必要であればスキーを外してしまって体を起こしましょう。

オリンピック選手だって転びます。

恥ずかしがらずどんどん転びながら練習しましょう!




よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる