ステミングのやり方とコツ | ボルダリングのフットホールド

ボルダリングのホールドは、様々な種類があります。

それぞれのホールドの特徴を知って、正しい“保持”の仕方を学んで上達していきましょう。

今回は「ステミングのやり方とコツ | ボルダリングのフットホールド」です。

1. まるで妖怪? 凹角で突っ張る

あなたが通っているボルダリングジムで、壁と壁が面して凹角状になっている場所はありますか?

この記事で紹介する「ステミング」は、そんな凹角の壁で使えるムーブとなります。

ステミングは、凹角になった2つの壁の角部分で、両足を開いて突っ張り(場合によっては両手)、バランスをとるテクニックです。

上手く決まれば、両手を離して足だけで壁の中に入ることも出来ます。

ちょっと極端な例えですが、ハッと振り返ると部屋の天井角に妖怪が出てくる、なんていう怪談を聞いたことはないでしょうか? その妖怪の気分を味わうことが出来るムーブがステミングです。

初級者から上級者の課題まで、幅広く登場してくるムーブなので、もし通っているジムに凹角の壁があるなら、出来れば初級者の内にマスターしておきましょう。

ちなみに、垂壁(傾斜が90度)だけでなく、100度以上の壁でも上手く身体を突っ張っることが出来れば、やはり両手を離せます。




手数の多い課題の途中で、ステミングを決めることが出来れば、“途中休憩”して手をレストさせることも可能となるのです。

2. 楽するだけじゃない、ダイナミックムーブへと繋げる

ステミングを使うことで、途中休憩できるメリットがあることはお伝えしました。

そしてステミングは楽をするためのムーブ、だけではなく! そこからダイナミックなムーブへの繋ぎへとすることも出来るのです。

例えば、壁に背を向けた状態でステミングが決まっていれば、そのままダイナミックなムーブへと繋げられます。

本来であれば手で保持しているホールドを引きよせながら、次のホールドを取りにいくところを、両手を離してフリーにした状態で、次のムーブを起こすことも出来ます。

さらに、せっかく凹角の壁に入り込んでいるわけなので、壁自体を使っていくことも出来るわけです。

いわゆるスメアリングとなりますが、突っ張ってバランスが取れた状態であれば、スメアリングもより利かせやすくなる、ということを頭にいれておくだけで、ムーブの引き出しも自ずと増えていくわけです。

上達を促すのは身体能力やテクニックだけでなく、空間をキチンと認識する能力も求められるということを理解して、日々のトレーニングを行っていきましょう。




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