ヴィラバドラーサナ 2(戦士のポーズ2)のやり方と効果 | ヨガの立位のポーズ

ヴィラバドラーサナ 2(戦士のポーズ2)の「ヴィラバドラ(Virabhadra)」とは、インドで信仰されているヒンドゥー教の神の名前で、その神様をたたえるヨガ・ポーズです。

このポーズは3種類あるうちに2番目のポーズですが、ヨガのどの流派でも登場する非常に人気の高いポーズです。

ヨガのプログラムではよくヴィラバドラーサナ1とセットで行われます。

目次

1.ヴィラバドラーサナ 2(戦士のポーズ2)のやり方

1. 両足を腰幅に開き、背筋をまっすぐに伸ばしたタダーサナ(山のポーズ)から始めます。

2. 吐く息で両足を腰幅の3倍程度に開きます。

3. 両腕を外側に開いて床と平行になるまで上げて、肩甲骨を広げ、手のひらを下向きにします。

4. 左足をやや内側60度に向け、右足を90度右に向けます。

右と左のかかとは一直線上になるようにし、太ももを引き締めて右ひざをやや外側にします。

5. 息を吐きながら右ひざが右足首の上になるようにひざを曲げて、すねを床と直角にします。

右ももは床と平行にし、左脚を強くして左かかとの外側を強く床へ押すことで、この動きを安定させます。

6. 肩甲骨の間から腕が伸びていくようなイメージで両腕を伸ばし、床と平行にします。

両脇は均等に長く保ち、肩が骨盤の真上にくるようにします。




尾骨をやや恥骨側に引き入れ、頭を右へ向けて、指先の向こうを見るようにします。

7. そのまま30秒〜1分程深呼吸します。

8. 息を吸いながら右脚を伸ばし、元の位置に戻り、今度は足を反対にして同じ長さで繰り返します。

2. ポーズをするときの注意点

ヴィラバドラーサナ 2は高血圧があったり、首に問題がある場合、また下痢の時には無理に前の手の方に頭を向けず、首の両側を均等に長くしてまっすぐ前を見るようにしましょう。

3.ポーズをキープするためのヒント

膝を直角にするときには、膝の内側を足の小指側に向けるようにしましょう。

また、上半身が前のめりにならないよう、後ろの手と後ろに引いた足の外側で、見えない壁を押すイメージを持つと安定しやすくなります。

4.ヴィラバドラーサナ 2(戦士のポーズ2)の効果

ヴィラバドラーサナ 2(戦士のポーズ2)をすることで、脚・鼠蹊部・胸・肩がストレッチされ、足首が強くなるという効果があります。

また、下半身を安定させて全身をくまなく伸ばすため、全身の血流の改善やデトックス効果、ストレスの軽減などに効果を発揮します。

他にも

・ウエストを引き締める
・便秘を緩和する
・気持ちを落ち着ける
・集中力を高める

といった効果が期待できます。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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