ぎっくり腰に一度なった人なら、その痛みは思い出したくない程でしょう。
ぎっくり腰に二度とならないためにも、ヨガをしませんか?
今回は、ぎっくり腰予防に効果的なヨガのポーズをご紹介します。
1.どうしてヨガがぎっくり腰予防に効果的なの?
ぎっくり腰の原因は、腰の疲労にあります。
疲労は、日常生活でのクセや習慣から体が歪むことにより、積み重なっていきます。
睡眠不足も大きく影響します。
ヨガを続けておこなうことで、腰の筋肉がほぐれて疲労が解消されます。
疲労が蓄積されることも避けられます。
体の歪みもなくなり、ぎっくり腰になりにくい体になるのです。
2.ぎっくり腰予防に効果的なヨガのポーズ①ワニのポーズ
ワニのポーズは、腰回りの筋肉をほぐすことでぎっくり腰の予防になるヨガのポーズです。
体の歪みも解消されるので、ぎっくり腰になりにくい体になります。
仰向けになり手は肩の高さで広げ、体で十字を作ります。
仰向けの山のポーズから、両手を真横に広げた状態です。
片方の膝を立てて三角にし、反対側の手で持ちます。
息を吸って、吐きながら足に手を添え倒していきます。
顔は倒した膝と反対側を見ます。
お尻が浮かない程度に膝を倒し、腰回りの筋肉の緊張が緩んでいる気持ち良さを感じてください。
両足を真ん中に戻して、初めのポーズに戻ります。
反対側もおこないます。
余裕があれば、仰向けから息を吸いながら両ひざを90度に曲げます。
すねが床と平行になるようにして、両方のかかとを押し出し、つま先を空に向けます。
息を、両方のひざを合わせたまま、右側に倒します。
ひざは床につけずに、反対側の肩が浮かない位置まで動かします。
視線は空に置き、3呼吸程ポーズをキープします。
反対側も同じようにおこないます。
これ以上余裕があれば、ひざを倒した状態で両ひざを伸ばします。
この姿勢で、3呼吸程ポーズをキープします。
無理のない方法を選んで、おこなってください。
3.ぎっくり腰予防に効果的なヨガのポーズ②バッタのポーズ
ヨガのバッタのポーズは、腰を伸ばすことでぎっくり腰予防になるヨガのポーズです。
床にうつ伏せになり、おでこを床につけます。
足は腰幅に開き、足の甲をペッタリ床につけます。
両手は体側置き、手のひらを床につけます。
息を吐きながら、両手、両足ともに床から離します。
頭と胸を起こし、肩から指先を後方へ伸ばすようにします。
胸の中心は、逆に前方に伸ばします。
視線は前方斜め下のところに置き、3呼吸程ポーズをキープします。
お尻がかたくなりすぎないようにし、下腹部を腰の方へ引き入れます。
この方法が難しければ、手だけを上げたり、手を床につけたまま頭と胸、両足を上げたりと、別々にポーズをとっても大丈夫です。
両方のかかとをつき出すようにして腰を伸ばし、足の指を開いて親指の付け根を後方に押し出すと、正しい姿勢でポーズができます。
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